まったりシニア犬と怪獣パピーの奮闘レポート

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来ちゃった…パピー(子犬)が!

我が家には私が学生の頃からイヌがいて、それからずっと、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルがいます。現在は3頭で、12歳の慎之助、10歳の遊太、7歳のルーサと、全員男の子の大所帯です。

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左から、遊太(10歳)、慎之助(12歳)、ルーサ(7歳)

なので、キャバリア飼育歴はすでに三十年…。血縁関係はないコたちを迎え続けて8代目のルーサで一区切りかな~と思っていたら、来ちゃったんです。9頭目が!それも3カ月弱という、いちばん大変な月齢の子犬が来ちゃったのです。まあ、自分で決断したのですが…。

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これが子犬の風太(生後3カ月半ぐらいの頃)

子犬の風太はルーサの孫にあたります。ルーサの娘(現在4歳)やっと妊娠にいたり、初出産!メス2頭、オス2頭の4頭が生まれました。
すでに今いるコたちはシニア犬ばかり。シニア生活を充実させようと、子犬を迎える予定はまったくなかったのですが、出産の報告をいただいたとき、チャンスは“今でしょ”と直感し即決断!ルーサの子供たちは私の手元には残していないので、ルーサの血統である孫を1頭ぐらいは手元に残しておこうかな、それも行動がエスカレートするコをいさめたり、寄り添ってくるコをやさしく迎え入れたりできる、いちばん高齢となった慎之助が生きている間に、と考えたのです。

ルーサと風太_572風太(左)とルーサ(右) 本当のジィジと孫の関係になります。

12歳の慎之助と10歳の遊太は、子犬とちょっと年が離れすぎかな、とは思いましたが、アンチエイジングの刺激剤としてありかな、と。我が家の人間たちも高齢化しているので、子犬の存在は生活に”刺激あり”です(笑)。

 

なんだ?! コイツは…?

そうして風太は5月にやってきました。実はホントの子犬期から我が家にやってくるのは現在一緒に生活している12歳の慎之助以来のこと(初めてではないのですが…最近としては)。つまり12年ぶりの“子育て”です。

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遊び疲れてこんな寝姿。どこまでノー天気なんだか。

家に来た初日、なんとオトナたちはほとんど風太をクールに無視。風太は来てすぐにサークルにトイレと寝床をセッティングしそのなかに。そこが彼のテリトリー。しかし、“男の子”である3カ月弱の子犬は、オトナたちにとっては同性の“侵入者”です。パピートレーニング頑張るぞ、と気合の入る私を尻目に、3頭全員が冷ややかな表情と、遠~い距離感のある位置を保持してました。

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ひとり遊ぶ風太を横目で見つめる遊太、近寄らず…

ルーサにいたっては血のつながりがあっても無視。少し近づくだけでも唸って怒ります。怒られれば子犬であってもそこはイヌ! 世渡り上手というか、遊びを誘うポーズをしたり、お腹を見せながら近づいたり、と犬同士のコミュニケーションをしてました。多頭だと、犬同士のコミュニケーションが明確にわかっておもしろいですよ。

 

あっ、おもしろいオモチャが来たニャ~

ウチには“メインクーン種”というでっかいネコが3頭います。2歳半のテミス、2歳のアレスとジェルミ。ネコも全員男の子です。

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左からアレス、ジェルミ、テミス(いずれも2歳)

ネコたちの反応も楽しみでした。実はネコたちも子猫のときからイヌの洗礼を受けています。そのため、イヌもネコもひとつ屋根の下に住む同居人、という感じでそれぞれがイヌとして、ネコとしての距離感をわきまえています。ケンカすることもなく、寒いときはネコからイヌに近づき一緒に寝ていることもあるし。ネコというよりイヌみたいなネコなので、キャバリアが7頭いる感じです^^;

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いつも耳カミカミの餌食になる気弱なアレス。

で、ネコたちの反応はというと、イヌたちよりもフレンドリーで、来たばかりの頃は「やあ、初めての顔だね。慎之助や遊太たちと比べると小さいけど、君はいったい誰なんだ?」という感じ。

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こちらはマイペースで穏やかなジェルミ。イヌのハウスに入っていることが多い。

風太にとっては遊んでくれないシニア犬よりも、機敏な動きにすぐに反応してくれるネコたちのほうがいいわけで、以来、ネコとは取っ組み合って遊んでいます(風太の眼が傷つかないようにネコの爪には注意しながら)。

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テミスも耳カミカミさせてくれるし取っ組み合って遊んでくれるけど、すぐに飽きちゃう。

 

シニア犬たちの変化?

シニア犬たちと子犬には年齢差があるので、シニア犬にとって子犬がストレスになるか、刺激剤となるのかはわかりませんでした。慎之助が2カ月の頃、そのときにいたシニア犬がストレスで行動異常を起こした経験があるので。結局、遺伝性疾患などを併発し亡くなりました。

一緒に生活させて約2カ月ほどが過ぎ、イヌたちの行動を観ていると、少しずつ距離感を縮めてはきていますし、なるべく行動範囲をセーブさせているためか今のところトラブルはありません。オス同士なので風太が大きくなると暴れ方も取っ組み合いも激しくなるかと思いますが…。

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最年長の慎之助は、もともとオモチャやボールで遊ぶのが大好き。そのため、風太のオモチャを取り上げるはめになりました…。教育係として期待していたんだけど…。気が付くと慎之助のハウスのなかにはオモチャがいっぱい。しまいには風太と取り合いになります。引っ張り合って走り回るため、動きがよくなったような。ソファや私のベッドに一発で飛び乗れるようになり、忘れていた感覚を取り戻した感がします。

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遊太は風太にもて遊ばれています。かまいやすいのでしょう^^:そのうち遊太の耳の毛は薄くなると思います(笑)。

ホントのジィジであるルーサはというと、相変わらずクールに構えていますが、最近では口元の匂いをかぐ、お尻の匂いをかぐとこまで接近許可しました。ただし、イイ気になってしつこくなりルーサにガゥ~と吠えられると、風太はクルっとお腹を見せて媚びます。

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だいぶルーサとコミュニケーションができるようになったぞ。たぶん、内心ドキドキ。

私としても今が大切な成長期とパピートレーニングの時期なので子犬に時間がとられますが、食餌や散歩、グルーミングなど、できるだけそのコそのコに合わせた内容で時間をとるように頑張りたいところです!

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初めて来たお友達のボストン・テリアの女の子の子犬。子犬同士、取っ組み合い・追いかけっこで遊びまくり、オトナは遠~巻きに…

 

花岡 佳イ子 (遊ママ)

ドッグライフ・キュレーター 花岡佳イ子 (遊ママ)

フリーエディター&ライター
サウンドヒーリング協会認定セラピスト
ペットの行動コンサルテーションHHP認定
アニマル・クリスタルヒーリング・ファシリテーター
JAH認定アニマル・コミュニケーター

長年の編集者生活のうち半分以上をペット関連、特にイヌの月刊誌や書籍の編集に関わる。日本で最初のトリマー向け雑誌「Groomer」編集長、月刊「wan」編集部、その後、仲間たちと株式会社A.D.SUMMER’S(出版・編プロ)を立ち上げ、誠文堂新光社「DOGFAN」の創刊から休刊まで副編集長を務め、DOGFAN別冊の犬種別FANシリーズ、「愛犬の友」の編集にも深く携わる。
現代社会において、イヌと人の関係はどうあるべきか? 自分のイヌたちも含めて、イヌとの接し方、考え方を変えていかなければとの思いから、自分の意識をチェンジ&チャレンジ!してみることに。その一歩として、人にもイヌたちにも有効な“サウンドヒーリング”を勉強し、セラピストの資格を取得。
現在は3頭の愛犬たち(キャバリア)との生活を重視しながら、イヌとの関係性をよくするためにも“人への癒し”に重きを置いた活動を展開中。

 

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