世界にひとつ!愛犬愛猫をイラストやオリジナル雑貨にしてみよう

日々私たちを幸せにしてくれている愛犬・愛猫たち。そのかわいい姿をオリジナルイラストやグッズにしたことはありますか?
今は写真があれば、ネット注文でイラストを始めとしたさまざまなグッズを簡単にオーダーすることが出来ます。また、自分で作れば愛着も倍増。手先の器用さに自信がなくてもワークショップなどに参加すれば先生の指導で最終的には形になるので大丈夫。その点は私が実証済みです!

愛犬愛猫のイラストを使ったポストカードやミニカード

年賀状など写真を使ってカードを作ることはあるかもしれませんが、イラストのカードとなるとなかなか自分では難しいですよね。そのような場合はプロのイラストレーターさんや手掛けている会社にオーダーをしてみましょう。

好みのタイプの絵というのがあるのでまずはそれが見つかるまで探すこと、1枚だけでなくいくつかの作品例を見てから決めるのがおすすめです。

このタイプのポストカードは我が家の3頭全員作っています

イラストの場合はまずイラストそのものをオーダーして描いてもらい、納品の形式はデータか印刷物かになるのが一般的です。データで受け取ればそれを使用して自分で印刷物にすることが可能ですが、どこまでの利用が許されているかはイラストレーターさんや会社ごとに違うので最初に確かめておくことが大切です。

また、データの大きさによっては大きめの印刷に向かない場合もあるので自分の印刷したいサイズと照らし合わせてしっかり確認しておきましょう。

ポストカード(下)と名刺サイズのミニカード(上)

印刷物として納品の場合、私はいつも200枚~500枚くらいお願いします。ちょっと多いかな…とも思いますが、せっかくなので気前よく配りたいという気持ちに勝てません(笑)

また、印刷そのものは50枚も200枚もそれほど大きく金額が変わらないことがあるので(単純に4倍にはならない)、後で追加するよりお得だということと、時間が経ってからの追加が出来ないものもその理由です。

イラストをオーダーする時に一番重要なのは絵のテイストですが、素材となる「写真」も作品の出来栄えを大きく左右しますので、とっておきの写真を用意してくださいね!

特に「はっきりと顔(特に目)がわかるもの」にすること。ここがポイントです。

Rickey&Co

額装したイラストはインテリアにも

カード類も写真立てに入れて飾ると素敵なインテリアになります。でも、もう少し大きくて装飾性の高いものを、となるとやはり額装されたものが向いています。

肖像画のような絵画であれば重厚感や高級感があるので玄関などに飾っても。イラストならポップで気軽なインテリアとして活躍してくれるでしょう。

絵を何層かに重ねているポップアップアートは立体感が楽しい

イラスト(絵画)の良いところは、とにかく夢の世界を実現できるということ!一緒に暮らした経験のない先代犬と今の子たちを写真で並べることは出来ませんが、イラストなら何代前の子も一緒に描いてもらえます。自分を一緒に入れることも可能です。

大きなものも小さなものも、飾る場所を考えるのがまた楽しい!

それ以外にもあり得ない構想をどんどん実現できるので、ひとつ終わるとまた次をオーダーしてしまうことになるのですが、全てお気に入りです。

オーダーは出来上がるまでに時間がかかる場合も多いので、待つ楽しみも味わえます。

Rickey&Co

愛犬愛猫の写真を使ったぬいぐるみやクッション

立体物で代表的なのがぬいぐるみ類だと思います。羊毛フェルトで作られたかわいいペットたちを目にすると優しい気持ちになりますし、テディベアや写真を使ったクッションなど抱きしめられるものは気持ちをほっとさせてくれます。

難しい色も再現してくれた、うちの子テディベア

テディベアは「ベア」ですから犬猫ではないのですが、被毛の色や長さ、顔の表情を似せてもらうとまるで「うちの子」そっくりになるのが面白いと思っています。

テディベアも作家さんによって色々なタイプがあります。大人っぽいもの、かわいらしいもの、モダンなもの。それぞれの良さがあるので色々な方に頼んでバリエーションを楽しむのも良いかもしれませんね。

手のひらに乗るミニサイズの犬型テディ。袋から出したばかりで寝癖がついているけれど、それも何だかリアルでかわいい

また、小さなものなら旅行に連れていって景色と一緒に写真を撮るのも良いかもしれません。特に羊毛フェルトの作品は軽いですし小さいものからあるのでバッグに入れて持ち歩いてみてはいかがでしょうか。

布に写真をプリントして作るクッションも人気です。こちらも大きさ、形など色々あるので好みのものを作ることが出来ます。写真をそのままプリントするのでイラストと同様、オーダーの際には元になる画像の質に注意する必要があります。

写真から作ったクッション。大きめなので存在感抜群

でもどの商品にも言えることですが、わからないことや不安なことは相談してみることです。

Kao Original Teddybear

ワークショップで自作して愛着たっぷりの作品も

ラストは「自作」についてです。プロの仕上がりのようにはいかなくても、自分で作ることによってオーダーで作ってもらった作品とは別の楽しみがありますし愛着も生まれます。

最初はお教室やワークショップへの参加がおすすめです。先生が何とかしてくれますから、「とりあえずやってみる。何とかなるさ!」というくらいの気持ちでトライしてみてください。

記念すべき1枚目。アクリル絵の具で描きました(先生の手直しアリ)

自分でキャンパスに絵を描くなんて無理!と思う方もいるかもしれませんが、自分で描くからこそ失敗しても良いのです。何度もやり直しができますし、絵を描いている間中愛犬・愛猫のことを考えていられるのですからこんなに幸せなことはありません。

そして何と言ってもお教室ならプロの先生が付いています。気軽にチャレンジしてみましょう。

写真を使ったクラフト系なら簡単・手軽

絵を描くのはどうしても敷居が高い、と言う場合は写真を使ったノート作りなどはいかがでしょうか。気に入っている紙に表紙をプリントして、ノートの中身になる紙と一緒に糸で綴じれば出来上がりです。製本の仕方は他にも色々あるのでネットで検索しても良いですし、ワークショップに参加するのは早く正確に完成させる近道です。

長友心平 絵画教室

世界で一つのオリジナルグッズ。プロにオーダーしてクオリティの高いものを作るのも、自分で楽しみながら作るのも、どちらもおすすめです。

ここでご紹介したものはほんの一部ですから、これにこだわらずぜひ自分のライフスタイルに合ったものを探してみてくださいね。

Roco

フォトグラファー&ライター ヒトとイヌをテーマに活動しているフォトグラファー。愛犬や友人の犬たちがシニアになったことで「もっと一緒の時間が欲しい」「その姿を写真に残したい」という思いが募り、15年ほど携わっていた企業向けIT関連講師の仕事を引退。未知の世界だったフォトグラファーの世界に飛び込む。 美大の通信学部に通う傍ら友人と友人の犬たちの写真を撮り続け、いつしか雑誌やwebメディアのフォトグラファーに。その後ライターとして取材・執筆も担当するようになる。犬と家族の幸せな一瞬を残す一般家庭への出…

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