我が家の3頭の個性や性格から見えてくるものは?
我が家の3頭は、それぞれに個性や性格の違いがあり、対ネコ、対人とのつきあい方もそれぞれでおもしろいです。
まず慎之助(11歳)が一番のボス的存在。彼が低い声で一喝すれば誰も近づきませんが、人にもイヌにもフレンドリーで場を乱しません。実は生まれてからずっと母親とともに暮らしたためか、性格が安定しており、世間に出しても恥ずかしくないコに。生後2ヵ月からのパピートレーニングも大成功!
遊太(10歳)は何にでも首を突っ込むヤンチャ坊主の半面、早期母子分離の影響があるのか、不安感が強い一面も。でもパピートレーニングはしっかり身につき、動きにはキレがあるので遊びもドッグショーも楽しめるコ。
ルーサ(6歳)はほぼ1歳でオーストラリアのケネルから来日。日本に来てすぐにショー・ハンドラーに預けてショーの世界に。そのため、他のイヌとの協調性はあまりなし。ややシャイで人に慣れるのにも時間がかかります。でも、ショーで楽しく歩く練習はハンドラーさんがたっぷりしてくれているので、ときどき飛びつきながらの脚側歩行は上手です^^;
ウチの子たちからも見えてくるのは、パピートレーニングの大切さ。どの子も基本的なパピートレーニングは入っています。それと、性格のベースを作るパピー期までに親兄弟とどれぐらい一緒に過ごしたか、ですね。
イヌとアクティビティをすると…
イヌと暮らす楽しさは、一緒に遊べて行動できるということ。お散歩やアウトドアでの遊び、ドッグスポーツ、ドッグショーなどのアクティビティはイヌとの“つながり”が強くなり、健康にもよい効果が。
ちなみにイヌとのトレーニングで体を動かすことによって、代謝があがり自律神経*(交感神経と副交感神経)のバランスがよくなることが証明されています。
特にドッグスポーツを楽しむ場合は、パピー期からのパピートレーニングと基本のしつけができていることが必須。トレーニングをするとコミュニケーションがとれて、イヌとの一体感を味わうことができるんです。
*自律神経…自分の意思ではコントロールできない。交感神経と副交感神経から成り立っており、内臓系を支配する神経
イヌも飼い主との関係がスムーズで楽しければストレスも少なく、健康的でいることができますよ。私の場合、特に遊太とはお散歩の途中で走ったり、公園に寄って基本的なしつけのトレーニングを10分ぐらいやったりすると、彼も満足するようです。
ルーサは脚側歩行が上手なので“付いて歩く”ことが楽しくなるように、声をかけてテンションあげたり、お散歩に走りを入れたりとメリハリつけています。コミュニケーションがとれるとイヌも飼い主も楽しいですよね。
“つながる”ことに大切なこととは?
“つながる”ことはコミュニケーションがスムーズということ。そのためにはイヌが体全体で“感情”を表現するカーミングシグナル、ボディランゲージなどのサインを読める必要があります。その時々の気持ちや感情の変化を感じてあげられるようになると素敵です!
やりたくない時に勉強しても身が入らないように、家庭犬のしつけもスポーツもショーも、すべてのトレーニングは“楽しい”ことが一番のモチベーション。そのために大切なのは、人もイヌもリラックスし、自発的にトレーニングできること。
プロではないのでなかなかいつもうまくはいきませんが、常にイヌという動物を意識していたいし、知る努力をしていきたいなと思っています。
★イベント告知★
《Holistic Dog Training ホリスティック ドッグ トレーニング》
アメリカ在住の日本人ドッグトレーナー・鈴木博美さんによる、関西弁バリバリのコミュニケーション(笑)で楽しいトレーニングになること間違いなし!
トレーニングもケアも全体で捉えて、イヌが自発的によくなっていくようにしていきましょう。アメリカの最新トレーニング情報も聞けちゃいます。
体全体をケアすることで、トレーニング性能もアップしますよ! そう、基本はリラックス~^^
【開催日】
2015年10月25日(日)~10月26日(月)
【場 所】
朝霧高原 Field Dogs Garden
(静岡県富士宮市猪之頭字人穴道1816-9)
【参加費】
トレーナーセミナー(6,000円~)
クリッカー・トレーニング(2,000円~)
※ホリステッィク・ケアのヒーリング系はそれぞれのワークにより設定あり。当日参加もOK!
【お問合せ】
株式会社GRANITA (Hiromi S.DT事務局)
TEL:044-276-6577
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