動物を元気にするホリスティック・ケア 『ウォーター・セラピー(水泳療法)』【後編】

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【前編】【後編】

今回は、ウォーター・セラピーの具体的な効用と、『QOLA (東京・目黒のウォーター・セラピー+トリミングサロン)』での実践方法をご紹介していきます。愛犬・慎之助の勇姿もぜひ見てやってくださいね。

 

ウォーター・セラピーには、こんな効用がある!


1.筋力と体幹バランスの強化

もちろん、泳ぐことは全身を使うので、ボディや四肢の筋肉がしっかりと発達していきます。字のごとく身体の幹の部分でもある背中や腹部の筋肉が鍛えられていくことで、身体がしっかりとし、動きがよくなります。


2.循環器系、心肺機能の向上

循環器系に重大な疾患がなければ、水圧により静脈還流が促進されるため、心肺機能が高まります。

環器系とは、身体の中を血液、リンパ液、酸素、栄養分などを循環させる機能であり、組織の活動によって生じた二酸化炭素や溜まった毒素や老廃物を体外に排出する役割があります。それらの器官を総称して循環器系といって、主に心臓、血管、血液、リンパ管、脾臓、腎臓、骨髄などがあります。身体の各組織が正常に機能していくためには重要な器官であり、循環が滞ると命にも関わる大変な状態になることがあります。


3.高齢犬の運動機能・身体機能の維持

高齢ともなると四肢や体幹の筋肉も落ちてくるので、泳ぐことで衰えていく筋肉を鍛えていくことができます。また、筋肉量が維持できれば、自分で動ける身体になり、おのずと生活の質も高くしていくことができます。


4.遺伝性疾患の発症予防

いわゆる股関節形成不全や膝蓋骨脱臼などの遺伝性疾患に関して、適度に筋肉をつけておくことで状態を維持していくことができます。トイ・プードルなどの小型犬に多く見られる膝蓋骨脱臼は、子犬の頃の早い段階から筋力をつけておく努力をしていると、予防にもなり運動機能が衰えていきません。

また、犬種特性としてダックスフンドに多く見られる椎間板ヘルニアも、予防という観点と、手術後のリハビリとしてかなりお勧めのケアです。

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温水プールは、殺菌効果の強い消毒システムは採用せず、水温30℃を保ちながら24時間濾過システムを作動。サイドに5面のガラス窓があり、犬の足の動きをリアルタイムで観察することができます。

 

セラピストさんによるカウンセリングからスタート

ウォーター・セラピーは、イヌの運動機能の向上や、障害後の機能回復を目指すケアになります。つまり、身体機能を健康的に維持していくための、年齢に関わらず利用したいケアなんですね。なかでも、やはり高齢犬たちにはお勧めしたいです。

『QOLA』ではまず、専属のセラピストさんとのカウンセリングから始めます。犬,キャバリア,花岡佳子,花岡佳イ子,ドッグショー,ペットライブス,PetLIVES,ウォーター・セラピー,水泳療法,ホリスティック・ケアハイドロ・セラピー,クォーラ,QOLA,トリミングサロン

QOLAでは、国内外で10年以上犬のウォーターセラピー(ハイドロセラピー)に関わってきたセラピーインストラクターが中心となって、アクアフィットネス・プログラムを提供しています。

 

 1 身体の状態やセラピーの目的を聞き、カルテに書き込んでいきます。

2 プールに入る前のストレッチ。筋肉をゆっくりとほぐしていきます。

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3 ライフジャケットを付けてもらい、全身にシャワーを浴びます。犬,キャバリア,花岡佳子,花岡佳イ子,ドッグショー,ペットライブス,PetLIVES,ウォーター・セラピー,水泳療法,ホリスティック・ケアハイドロ・セラピー,クォーラ,QOLA,トリミングサロン

適度な浮力を保つためのウォータージャケットは、多様な犬種サイズに対応できるよう、長さや幅が異なるものを数種類用意されています。


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セラピストさんと一緒にプールの中へ。

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5 一定の時間泳いだら休憩するスペースへ。そしてまた泳ぎます。

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6 ウォーター・セラピーが終了したら、使った筋肉をほぐすためにストレッチ。

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これで泳ぎは終了。この後、シャンプーに入りました。

 

魅力にはまって通う、高齢のワンちゃんたちも

ここでは、プールでの水泳のほかに、水を入れて動くベルトの上を歩く“ウォータートレッドミル”やバランスボールを使った筋力トレーニングも行っています。

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水の中で動くベルトコンベアの上を歩かせる水中歩行用のマシン(ウォーターレッドミル)。水中で犬を強制的に歩行させるためスイミングとは負荷のかかり方も筋肉の使い方も異なります。

 

実際に10歳以上のイヌたちが健康維持のために通っています。最高齢は17歳のチワワちゃんだとか。すっかりウォーター・セラピーの魅力にはまったのがW・F・テリアのオスカーちゃん、14歳。

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「股関節がゆるいので、かかりつけの獣医師に勧められて通っています。定期的にレントゲン撮影をして確認していますが、状況は目に見えて改善されています。それに、表情が明るくなったね、と犬仲間にも獣医師にも言われます。きっと痛みがなくなり、動けるようになったからでしょうね」。

興味のある方、ぜひやってみたいという方は、どうぞ体験してみてくださいね。
楽しいです!

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慎之助、おつかれさま!かなり体力を消耗したようで、この後は爆睡でした^^

 

◇今回お世話になった施設

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QOLA(クォーラ)
ウォーター・セラピー+トリミングサロン

QOLAとは、quality of life with animal の略。ワンちゃんとの生活をより楽しく、いつまでも元気に生き生きと過ごすために、水の力使ってサポートする施設です。
東京都目黒区柿の木坂1-16-8 TEL:03-6421-2144
●公式Facebookページはこちら

『ウォーター・セラピー(水泳療法)』【前編】はコチラ

 

 

花岡 佳イ子 (遊ママ)

ドッグライフ・キュレーター 花岡佳イ子 (遊ママ)

フリーライター&エディター
サウンドヒーリング・セラピスト

長年の編集者生活のうち半分以上をペット関連、特にイヌの月刊誌や書籍の編集に関わる。日本で最初のトリマー向け雑誌「Groomer」編集長、月刊「wan」編集部、その後、仲間たちと株式会社A.D.SUMMER’S(出版・編プロ)を立ち上げ、誠文堂新光社「DOGFAN」の創刊から休刊まで副編集長を務め、DOGFAN別冊の犬種別FANシリーズ、「愛犬の友」の編集にも深く携わる。
現代社会において、イヌと人の関係はどうあるべきか? 自分のイヌたちも含めて、イヌとの接し方、考え方を変えていかなければとの思いから、自分の意識をチェンジ&チャレンジ!してみることに。その一歩として、人にもイヌたちにも有効な“サウンドヒーリング”を勉強し、セラピストの資格を取得。
現在は3頭の愛犬たち(キャバリア)との生活を重視しながら、イヌとの関係性をよくするためにも“人への癒し”に重きを置いた活動を展開中。

 

花岡佳イ子氏の記事バックナンバーを読む

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