ペットたちの“ココロ”に作用する、自然派療法 『バッチ フラワー レメディ』

【前編】【後編】

■“ココロ”と“カラダ”の切り離せない関係

病気や体調不良の根源にやさしく作用する治療法

ホリスティック・ケアと呼ばれる治療法のなかで、クリスタルヒーリングに次いで安全・安心とされるのが、“花のエネルギー”による『バッチフラワーレメディー』です。薬をはじめどんな療法とも組み合わせることができ、取り入れ過ぎたとしても副作用はまったくなく、やさしい効き目を現わす精神面に有効な“治療薬”です。そして、誰でも使うことができ、実際に私も愛犬たちも生活のなかに取り入れています。

エッセンスはペットショップでも販売しているところもありますし、動物病院で行動治療に処方しているところも増えてきています。

レメディ1

バッチフラワーレメディの主体は、花のエネルギーが転写された「水」です。さまざまな花のエネルギーが、乱れた心や感情に働きかけ、バランスを取り戻させる自然療法です。

 

以前、ある動物病院の統合医療(西洋医学と東洋医学を取り入れた診療)を行なう獣医師さんからこんな話しを聞きました。患者さんとしてかかっていたビーグルさん。飼い主さんが事あるごとに咬まれてもうどうすることもできないので、安楽死させてください、と頼まれたそうです。でも、なんとか飼い主さんを思い留まらせて、バッチフラワーのエッセンスを約1ヵ月使ってもらったところ、状態がよくなって安楽死は避けられたそうです。その先生自身も大好きな治療法ということでした。

実際に、アメリカでも同じような話は聞き、飼い主さんにとって問題となる行動があるとすぐに安楽死へ、ということは多々あるそうです。

フラワーエッセンスは不思議といえば不思議ですが、感情障害や動物の行動様式または病気・体調不良の根源にある“不安感”を治療していきます。それは、やさしくおだやかにココロとカラダに作用していくんです。

ツーショット

日本で最初にバッチフラワーの輸入を始めた PURNAMA(バッチフラワー正規輸入代理店)の代表 矢吹三千男氏にお話を伺いました。

 

ココロに働きかける花の力

さて、日本でバッチフラワーを輸入し広めているのは東京・表参道にある㈱プルナマインターナショナルで、その代表でもある矢吹三千男氏です。日本に広めはじめてかれこれ20年ほどになるといいます。今回フラワーエッセンスのお話をうかがいました。

「バッチフラワーは、フラワーエッセンスのなかでは実は世界の90%のシェアを持ち、日本はもちろん、アメリカやヨーロッパ、中東など約60ヵ国以上に輸出されています。

フラワーエッセンスが人気のあるのは、人が誰しも持っているココロの中にあるネガティブな感情を38種類の“花の持つ不思議な力”で改善することができる癒しのシステムです。このシステムは、約70年ほど前に、著名な医師であり細菌学者、病理学者でもあったイギリス人であるエドワード・バッチ博士(1886~1936年)によって作られたものです。

つまり、博士は多くの患者さんを診ていくうちに、病気の原因は人のその性格とマイナスの感情が関係していると考えていったのです。

その感情に作用するのが野生植物の花のエネルギー(波動)であることに気付き、バッチ博士は38種類(実際には39種類販売されており、そのうちの1種類はレスキューレメディといってブレンドされたもの)の植物からレメディー(治療法)を完成させました。

もちろん動物たちにも有効で、ペットの場合は小さい子供と同じぐらいの感情を持ち、ピュアでシンプルです。でも、飼い主さんや環境によっては感情を抑圧していることが多々あり、我慢していることがありますね」

なるほど、イヌは特に我慢する動物だ、といわれていますものね。ちなみに、植物にも有効だそうです^^

【フラワーエッセンスの作り方】

バッチフラワーの「母液」を作る方法は2つ。「太陽法(Sun Method)」と「煮沸法(Boiling Method)」。

太陽法…その花が最も美しく咲いているよく晴れた日の午前中を選び、ガラスのボールに清流から汲んできた水かミネラルウォーターを入れ、太陽光に約3時間ほど当てて花が持っているエネルギー(波動)を転写。

煮沸法…鍋に花や葉が付いた小枝を入れ、全体がひたるぐらいまでミネラルウォーターを入れ煮出す。

この抽出された液に同量のブランデーを加えたものが母液となるが、日本向けに輸出されるものは酒税法の関係でグリセリンが使われている。

PDSC00876バッチフラワーレメディは、1930年代に英国の医師エドワード・バッチ博士によって開発された自然療法

PDSC00859ペット用には、やさしい「グリセリンタイプ」。現在、多くのペット愛好家や動物病院で使われ、多くの実績を上げています。副作用や依存性がないので、安心して使えます。

■家族のココロのあり方がイヌたちに大きく影響

動物のココロの成り立ち

自分のイヌも含めて、現代社会に人と共に生活しているペットたちはかなりのストレスを受けていると思います。ストレスを抑圧しやすいペットたちには、矢吹氏は特にバッチフラワーは有効な治療法だといいます。

「ペットの範囲は、鳥あたりから有効だといわれています。それは、進化の過程から見ると、鳥類あたりから子供を育てるということをはじめます。鳥は卵を温め、ヒナがかえればヒナにエサを運んできます。子供を育てることで“愛情”という感情が、ゆっくりと育っていきます。

哺乳類になるとさらに愛情が深まってきて、オオカミは冬のエサが少ない時期には自分の子供ではなくても集団で子供を育てたりするということが報告されています。愛情が深まればプラスの感情が深まり、その分だけマイナスの感情も深まっていきます。ですから愛情が出てくると、逆の嫉妬などのネガティブな感情もそれと同時にできあがってくるということです。

動物だけを見れば、本能で行動していくので、その感情は野生のなかで必要となる“恐怖”と“攻撃性”“シンプルな愛情”というところです。そのためバッチフラワーに対して反応も早く現われますね」。

PIMGP2840

ペットたちのココロの治療におけるフラワーエッセンス

フラワーエッセンスは、現代の人間社会に暮らし、さまざまなストレスがかかることで失った、動物本来の健康なバランス状態を元に戻すように働きかけていきます。

フラワーエッセンスを使うにあたっては、病気そのものの識別よりも、動物の行動様式やそれぞれの場面における動物の行動に対して注意深く、客観的な観察力が必要になります。

また、フラワーエッセンスの最大の特徴として、アロパシー(逆療法)やホメオパシー(同毒療法とも呼ばれ、自然治癒力を刺激する方法)などの他の異なる治療法と併用しても安全に使えるところです。フラワーエッセンスはホメオパシー薬の触媒として働くという性質を持ち、ホメオパシーの効果を高めるともいわれています。

ホリスティック・ケアといわれるものの本質には、人間の住む環境や飼い主さんの態度や行動様式において大きな影響を受けている動物たちを、正しく冷静に観察して、動物たちの発するサインや“言葉”を理解し、動物を動物として受け入れて生活していく、という人間側の気付きと姿勢を正すという意味が含まれているようです。

次回はフラワーエッセンスの種類や実際の使い方などをご紹介していきます。

 

◇今回の取材先

bachstore1-vert

PURNAMA
株式会社プルナマインターナショナル
表参道 バッチフラワーのお店

東京都渋谷区神宮前4-24-23
TEL:03-5411-7872
営業時間:12時~19時(日曜・祝日休)
アクセス:地下鉄 表参道駅A2出口より徒歩7分
公式ホームページ

★ペットのためのバッチフラワーレメディ講座を開催中!
豊富なペットカウンセリングの事例をもとに、実践的かつ本質的なバッチフラワーの使い方を学べます。
ペットのためのバッチフラワーレメディ講座

 

 【後編】は、いよいよペットのためのレメディ実践編! 

 

花岡佳イ子

ドッグライフ・キュレーター、フリーエディター&ライター、サウンドヒーリング協会認定セラピスト、ペットの行動コンサルテーションHHP認定、アニマル・クリスタルヒーリング・ファシリテーター、 JAH認定アニマル・コミュニケーター 長年の編集者生活のうち半分以上をペット関連、特にイヌの月刊誌や書籍の編集に関わる。日本で最初のトリマー向け雑誌「Groomer」編集長、月刊「wan」編集部、その後、仲間たちと株式会社A.D.SUMMER’S(出版・編プロ)を立ち上げ、誠文堂新光社「DOGFAN」の創刊から…

tags この記事のタグ