気がついたら犬ライター歴15年。公私ともに犬漬けの日々【自己紹介編】

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左がクーパー(ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)、右がメル(ボクサー)

 

はじめまして!犬馬鹿な毎日を謳歌しているライターの白石かえと申します。

最近は新しい犬種図鑑をひぃひぃ言いながら書いています。犬ライター歴はいま数えてみると、15年も経っていました(年がばれそうです)。それまではスイスに本部がある国際的なNGOで、野生動物や生態系の保護のための原稿を書いていました。

現在の私の犬家族は2頭。それと黒猫1匹です。
犬は、ジャーマン・ショートヘアード・ポインターのクーパー(オス、5歳)と、ボクサー(メス、4歳)です。どちらもドイツ原産の、毛のつるつる短いスムースヘアの犬です。
クーパーは、コンパニオン(家庭犬)としての生活をさせていますが、もともとジャーマン・ショートヘアード・ポインターはガンドッグ(鳥猟犬)です。お山が大好き。むしろ都会暮らしは苦手です。

白石花絵,世界自然保護基金,フリーライター,ジャーマン・ショートヘアード・ポインター,ボクサー,黒猫,東京犬散歩ガイド,PetLIVES,ペットライブス黒猫のまめちゃん。トイ・プードルより大きいです。ただいま6.1kg!若いときは8kg超えていましたが、おなかのたふたふがあまりにひどいので現在は栄養のとりすぎに気をつけています。まめちゃんは、先代のワイマラナーが、広島の山で捨て猫ダンボールを発見して、救出した生き残りです。

白石花絵,世界自然保護基金,フリーライター,ジャーマン・ショートヘアード・ポインター,ボクサー,黒猫,東京犬散歩ガイド,PetLIVES,ペットライブスクーパーにとっては“No Field, No Life”!!

私は、クーパーの前は、同じくドイツのガンドッグであるワイマラナーという犬種と暮らしていました。
こういう毛の短い、人相の悪い(笑)、垂れ耳の、アクティブな山男系の犬がとくに(自分の愛犬にするなら)好きなのです。その理由はおそらく子どもの頃からの経験と 思い出のためだと思いますが、それもまたおいおい紹介していきます。

メルは、うちのニンゲンの娘(現在は高校生。メルがきたのは小学6年生のとき)の犬です。彼女がボクサーを選びました。そして毎日朝晩 散歩に行っています(試験のときなどはよくズルします)。

ボクサーは、こんな顔をしているせいか、散歩中に「まぁ、こわい顔!」「咬むの?」などと心ない言葉をかけられたりすることもあるのですが、欧米では毎年トップ10に入るとても人気のある代表的なコンパニオン犬種です。ラブラドール・レトリーバーのように家庭犬として人気があるというとわかりやすいかもしれません。
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外国では、サイズではなく、性質で家庭犬を選ぶことが普通です。

それだけボクサーは街中でも飼いやすい犬種であり、子どもに優しく、人が大好きで、またクーパーのように山がないと生きていかれないような野生児ではありません。
でもメルは、クーパーともれなく山遊びに付き合わされているため、すっかり泥んこ系ボクサーになっております。山で走っている姿はイノシシのよう。ほんとは都会っ子のはずなのに(苦笑)。

メスなのに筋肉隆々、お尻の筋肉がぷりぷりついています。
でも、若いときにしっかり筋肉を蓄えておくと、老犬になったときもその筋肉がぎりぎりまで寝たきりにならないように歩かせてくれますから、若いときからしっかり鍛えることは大事なことだと思います。犬のためにも、飼い主のためにもね。犬種や病名にかかわらず介護生活はやっぱり大変だし、犬も最期まで自分の足で歩けた方が人生(犬生)、楽しいはずだから。
白石花絵,世界自然保護基金,フリーライター,ジャーマン・ショートヘアード・ポインター,ボクサー,黒猫,東京犬散歩ガイド,PetLIVES,ペットライブス“ここは日本なのか!?” と思うような原っぱを犬友達とトレッキング

とにかく、犬種に関係なく、サイズに関係なく、犬は犬です。
猟犬、牧羊犬、愛玩犬、護羊犬、闘犬、ソリ犬など、昔の仕事によって、犬の活動量や意欲に差はあるものの、犬は犬。小型犬でも大型犬でも、鼻ぺちゃ犬でも、毛の長い犬でも短い犬でも、誰でも「イヌ」という1生物種であることに変わりはありません。

外を駆け回ることが大好きだし、退屈は嫌いだし、基本的に寒さより暑さの方が苦手だし(ユーラシア大陸の北方の森林地帯が起源だから)、飼い主と一緒にいることを幸せに感じ、ニンゲンとともに何かをすることに生きがいを感じる動物です。みんな同じ「犬」です。
ちゃんと「犬」らしくハッピーに生きられる暮らしを与えること、それが「犬を飼う」「犬と暮らす」「犬と生きる」ということだと私は思っています。

だから、私はポインター(クーパー)を好きになってしまったため、毎日のように「今度の週末はお山か原っぱに行けるかな!?」ばかりを考えています。

本当はキャンプにも行きたいけど、もう11月ともなると外でお泊りはそろそろ寒い。もう春までお預けかな。ならば、街中ハイキング(街中を歩いて、多少人の多いところもわざと歩いて犬に社会見学・社会化トレーニングさせる散歩のこと。私が勝手に命名)にちょくちょく行きましょう。泥んこ道を全力疾走できなくても、一緒に歩く、ということは飼い主との連帯意識を高めるし、犬にとっても街の雑踏を体感することは脳味噌への刺激になります。山男のクーパーなんか、山で走るより、都会のハイキングの方が心労が多いみたいで早寝します。

「疲れた犬は、いい子」。これはわが家の合い言葉です。
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こんな風に、いつも犬のこと、犬と遊ぶことで、頭がいっぱいの私ですが、今後ともどうぞよろしく!

 

白石かえ

犬学研究家、雑文家 東京生まれ。10歳のとき広島に家族で引っ越し、そのときから犬猫との暮らしがスタート。小学生のときの愛読書は『世界の犬図鑑』や『白い戦士ヤマト』。広告のコピーライターとして経験を積んだ後、動物好きが高じてWWF Japan(財)世界自然保護基金の広報室に勤務、日本全国の環境問題の現場を取材する。 その後フリーライターに。犬専門誌や一般誌、新聞、webなどで犬の記事、コラムなどを執筆。犬を「イヌ」として正しく理解する人が増え、日本でもそのための環境や法整備がなされ、犬と人がハッピ…

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