犬猫の下痢・便秘の改善に、新たなアプローチ。業界初!腸内マイクロバイオーム(腸内細菌叢)に注目した療法食が、ヒルズから登場!

9月25日、国内で開催された獣医療国際学会「第10回アジア小動物獣医師大会 FASAVA-TOKYO2019」で、ペットフードのパイオニアである日本ヒルズ・コルゲート株式会社が「犬猫の消化器疾患への新たなアプローチ、マイクロバイオーム」と題してセミナーを開催しました。

可能性は無限大?! 進む腸内マイクロバイオーム(腸内細菌叢)研究

ヒトの腸内環境研究の第一人者である福田真嗣氏(慶応義塾大学先端科学研究所 特任教授)による基調講演では、「もう一つの臓器、腸内細菌叢の機能に迫る」と題して、腸内細菌に関する様々な研究や今後の可能性について紹介。
ヒトをはじめ犬猫の腸内にも存在する腸内細菌の種類やバランスは、個々によって異なるもので、腸内の健康だけでなく、例えば、肥満、糖尿病、肝臓がん、自閉症、アレルギー、パーキンソン病など、全身の健康維持や疾患の発症に大きく関わっていることがわかっているそうです。

福田先生は、便のことを“茶色い宝石”と表現するほど、価値あるものだと言います。最先端医療では、健康な人の便を大腸内に移植する治療法についても研究が進められているとのこと。
ヒトでの研究を行う福田先生ですが、ペット分野での腸内細菌の研究や活用にも大いに期待されていました。

ヒルズからマイクロバイオーム科学を取り入れた新たなフードが登場

獣医師イヴィータ・ベクヴァローヴァ先生(ヒルズ ペットニュートリション)からは、「消化管の健康促進のための新たな戦略~マイクロバイオームの有効活用」として、犬や猫の腸内マイクロバイオームに関する研究について紹介されました。

ヒルズマイクロバイオームセミナーIvetaDVM
犬や猫においても、腸内マイクロバイオームの乱れが多くの消化器疾患と関連していることを指摘。先端テクノロジーを用いた研究の結果、独自の繊維ブレンド「アクティブバイオーム+テクノロジー」が、犬猫それぞれが持つ腸内マイクロバイオームに栄養を与えて活性化させることを発見しました。

新たなフード「ヒルズプリスクリプション・ダイエット『腸内バイオーム』」は、この「アクティブバイオーム+テクノロジー」を配合。臨床試験では、犬の軟便を24時間以内に改善、猫においても規則的で健康的な排便をサポートすることがわかりました。また、腸内マイクロバイオームのバランスを整える効果もあるとのこと。

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット腸内バイオーム効果

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット腸内バイオーム
犬猫の特別療法食「ヒルズプリスクリプション・ダイエット『腸内バイオーム』」は10月1日より発売

猫の下痢・便秘の両方に効果あり。猫専門医による臨床結果も報告

セミナー後半のパネルディスカッションでは、大野耕一先生(東京大学 獣医内科学研究室 准教授)、服部幸先生(東京猫医療センター 院長)、山本宗伸先生(Tokyo Cat Specialists 院長)、森昭博先生(日本獣医生命科学大学 代謝・栄養学研究分野 准教授)らによる、ヒルズ『腸内バイオーム』を実際に猫に給与した結果や使用感について発表されました。

どの先生方からも、下痢・便秘症状を伴う猫において良い結果が見られ、特に嗜好性の高さにおいて、高く評価されていました(ほとんどの猫ちゃんが食べてくれたとのこと!)。これは選り好みが激しいとされる猫にとっては非常に重要なことだと言います。

ヒルズマイクロバイオームセミナー パネルディスカッション
「腸内細菌の改善については飼い主さんの理解も得られやすく、消化器症状へのアプローチとして、食べられるフードの選択肢の幅が広がることはとても有益なこと」(山本先生)、「腸内細菌の健康維持は、消化器症状に限らずもっと多くの可能性を秘めたもの。将来的に多方面の症状へのアプローチとして活用していけることを期待」(服部先生)と、臨床現場の獣医師からも多くの期待が寄せられました。

消化器症状の中でも、愛犬・愛猫の下痢で悩んでいる飼い主さんは少なくなく、療法食という食事によるコントロールで「腸内細菌」を整えるというアプローチは、魅力を感じる方が多いのではないでしょうか。とくに下痢は、飼い主さんにとってもお手入れのストレスになるゆえ、即効性がある対応策はうれしい限りです。

ヒトで注目される新たなテクノロジーを、ペットの分野でいち早く活用したヒルズ。マイクロバイオームは消化器症状の改善にとどまらず、さまざまなケアや治療に有効であることがわかりました。今後の研究に大いに期待したいと思います。

 
※製品が気になる方は動物病院にご相談ください。
詳細は、日本ヒルズ・コルゲート株式会社 ホームページを参照
ヒルズ プリスクリプション・ダイエット「腸内バイオーム」<犬用>
ヒルズ プリスクリプション・ダイエット「腸内バイオーム」<猫用>

PetLIVES編集部

愛犬・愛猫との健やかな暮らしを願うオーナーとその家族のために。PetLIVES(ペットライブス)は、愛犬・愛猫と心地よく暮らすためのヒントをお届けするペットライフWEBメディアです。 PetLIVES(ペットライブス)は、ペットの健康管理・病気ケアに特化したメディアPetwell(ペットウェル)の姉妹サイトとして、2013年に立上げました。長年にわたり培ったノウハウ、獣医師やトレーナーなどさまざまな専門家ネットワークを駆使し、飼い主さん、そして愛犬・愛猫たちのためにお役にたてるコンテンツを提供し…

tags この記事のタグ