猫毛フェルト、作ってみました。抜け毛が愛猫の「分身」に大変身!

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ゴロウちゃんの抜け毛から、こんなんできました! 私が作った猫毛人形。初心者でも簡単に作れました。

猫の抜け毛を集めて作る「猫毛フェルト」。せっせと集めたわが家のゴロウちゃんの猫毛が、ついに作品として生まれ変わるときがやってきました(^0^)/ 猫毛フェルトの考案者、猫毛フェルター・蔦谷Kさんの熱い指導の下、猫毛人形作りに挑戦です!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA自分の分身と知ってか知らずか、猫毛人形がやたら気になるようで、一緒に撮影しようとすると、すかさずちょっかいを出して奪い取ろうとします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA猫毛フェルター・蔦谷Kさん。猫毛フェルトの楽しさを伝えるために、全国各地でワークショップをしています。

 

準備するものは猫毛+家庭にあるものばかり

フェルト用ニードルなどの特別な道具は必要なし。猫毛さえあれば、どこの家庭にも普通にあるもので作れます。
猫毛…両手にふんわり一杯/牛乳パック(型紙用)/ビーズ2個(直径2〜3ミリ程度の丸型のもの)/リボン・鈴/ボンド/洗濯石けん(弱アルカリ性のもの。ウール用の中性洗剤は不可)/水切り用穴あきビニール/洗面器/アイロン・アイロン台/タオル/手ぬぐい/はさみ/爪楊枝/ピンセット

猫毛は両手のひらにふんわり一杯。このくらいの量が必要。

 

レッツトライ!10のステップ

1.猫毛をほぐす
集めた猫毛は保管しておくと団子状に固まってしまうので、まずはふわふわの状態になるようにほぐします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA集めておいたゴロウちゃんの毛も、押しつぶされた綿菓子のように固まっていました。きれいな猫毛フェルトにするために、このひと手間が大切。

2.型紙をつくる
型紙は、耐水性のある牛乳パックで作ります。

7_型紙今回作った猫のサイズは高さ60ミリ×幅50ミリ。

3.猫毛をシート状にする
猫毛を並べて薄いシート状に。型紙が包めるくらいの大きさで、裏が透けて見えないくらいの厚さのものを2枚作ります。

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大きさはこのくらい。全体の厚さが均一になっているか、手のひらを当てて厚さを確かめます。

4.型紙をしっかり包む
(3)の猫毛シートで型紙をきっちり包みます。もう1枚のシートで反対側からも包みます。

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ゆるくならないようにきっちり包むことがポイント。耳の部分は突き抜けやすいのでやや厚めに。

5.石けん水に入れてこする
お湯に洗濯用洗剤をとかした石けん水を準備。穴あきビニールで(4)をきっちり包んだ状態で十分に石けん水をしみ込ませたら、両手で挟んでよくこすり合わせます。こすり合わせることで毛が絡んでフェルト化します。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

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こすり方は強く早くストロークは長く。ビニールがずれてきたら包み直し、全体がフェルト化するまで根気よく!

6.水ですすぎ、水気を切る
フェルト化したらビニールをはずし、両手のひらの間にはさんで石けん水を押し絞った後、洗面器の水の中で泡が出なくなるまでよくすすぎます。
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毛色からして、鳩サブレみたいですね(^^;)耳の型紙が飛び出してきちゃったけど、後で修正できるので焦らず慌てず。すすぎ終わったら、水気を絞り、タオルの間に挟んでぎゅっと押して水気を切ります。

7.アイロンをかける
手ぬぐいの間に(6)をはさみ、上からアイロンで強く押して圧縮しながら、乾かします。
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アイロンのスチームは不要。型紙の牛乳パックのフィルムは110℃で溶けてしまうので、高温になりすぎないよう、生乾きの状態でOKだそうです。

8.型紙を取り出してしっぽを作る
(7)の下から5〜6ミリの部分をはさみで切り、10ミリくらい手前で止めて、型紙を取り出します。
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切り落とさないように注意しましょう。

切った部分がしっぽになります。ここだけに石けん水につけてよりをかけた後、水ですすぎます。タオルで水気を切ったら、アイロンを当てて、圧縮しながら乾かします。
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ちぎれないように付け根をしっかり押さえて。しっぽができると猫らしくなりますね。

9.むだ毛処理をして形を整える
飛び出している上毛を指先やピンセットでつまんで、表面を整えます。このとき、指先で耳の形も整えます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA猫毛人形もむだ毛の処理で、表面がきれいになり垢抜けた印象に!

10.首輪を結び、目をつける
鈴を通したリボンを首に巻き、少しきつめに結んで頭を作ります。爪楊枝の先にビーズを刺して、ボンドをつけて目の位置に貼り付けます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA人形は顔が命! 目の位置で印象が変わるのでここは慎重に。

しっぽの先の毛をハサミでカットし、指先で形を整えたら、じゃーん、完成です。ゴロウちゃんの猫毛100%の分身。なんだか愛おしい!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA「かわいくできましたね。会心の出来です!」(蔦谷Kさん)
完成した作品を保管するときは、繊維害虫がつかないように防虫対策を。

 

猫毛フェルトの魅力にすっかりはまる

スタートから完成までの所要時間はおよそ30分。楽しみながらあっという間にできました。これまで、煩わしく感じていた抜け毛にこんな有効活用法があったんですね。
後日、おさらいも兼ねて自宅でもう1匹作ってみました。一人でもさくさくと作れましたよ。
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ぶち模様に挑戦。ゴロウ毛をベースに、黒いぶちの部分の猫毛は、姉の家のスザクちゃん(右)から頂戴しました!

もっといろいろなものが作りたくてうずうずしてきました(^0^)
これまで、ゴロウちゃんの健康管理のためにブラッシングを行ってきましたが、私のほうにもこんな楽しみ方があったとは。これでいっそうブラッシングに励めそうです(抜きすぎ注意(^^;))。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAゴロウちゃん、これからも素材提供、よろしくねっ!

 

RECOMMEND ITEM

◆冊子『猫毛人形の作り方』
蔦谷Kさんのワークショップで人気の「猫毛人形」の作り方のテキスト。今回ご紹介した作り方がさらにくわしくていねいに解説されています。ネットショップ「猫毛フェルトのお店」で販売中

P31_book

◆蔦谷さんのイベント情報はこちらから
公式ホームページ「猫毛祭り」
  http://nekokematsuri.blog.shinobi.jp/

 

捨てればただの抜け毛、集めれば立派な素材! 愛しの「猫毛フェルト」の世界 by宮村美帆

 

宮村美帆フリーエディター・愛玩動物飼養管理士(2級) 宮村美帆
動物好きの両親の影響で、子どもの頃から、犬、小鳥、ハムスター、鈴虫、錦鯉など、何かしら生き物がいる環境で育つ。動物看護師として2年間の動物病院勤務を経験した後、猫の月刊誌『CATS』の編集者に。その後、人と動物の今を考える雑誌『季刊リラティオ』の編集などを経てフリーランス。エディター、ライターとして、ペット(動物)、児童書(図鑑)、実用書、デジタル情報辞典などを手がける。ヒトと動物の関係学会編集スタッフ。ずっと犬派だったが、動物病院勤務で猫の魅力に目覚め、猫雑誌の編集でどっぷりハマる。獣医師やペットオーナーなどへの数々の取材で得た情報、学んだ知識を活かし、猫とのより楽しい暮らしを研究中。現在の愛猫はゴロウちゃん。

 

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