猫の抜け毛を集めて作る「猫毛フェルト」。せっせと集めたわが家のゴロウちゃんの猫毛が、ついに作品として生まれ変わるときがやってきました(^0^)/ 猫毛フェルトの考案者、猫毛フェルター・蔦谷Kさんの熱い指導の下、猫毛人形作りに挑戦です!
準備するものは猫毛+家庭にあるものばかり
フェルト用ニードルなどの特別な道具は必要なし。猫毛さえあれば、どこの家庭にも普通にあるもので作れます。
猫毛…両手にふんわり一杯/牛乳パック(型紙用)/ビーズ2個(直径2〜3ミリ程度の丸型のもの)/リボン・鈴/ボンド/洗濯石けん(弱アルカリ性のもの。ウール用の中性洗剤は不可)/水切り用穴あきビニール/洗面器/アイロン・アイロン台/タオル/手ぬぐい/はさみ/爪楊枝/ピンセット
レッツトライ!10のステップ
1.猫毛をほぐす
集めた猫毛は保管しておくと団子状に固まってしまうので、まずはふわふわの状態になるようにほぐします。
2.型紙をつくる
型紙は、耐水性のある牛乳パックで作ります。
3.猫毛をシート状にする
猫毛を並べて薄いシート状に。型紙が包めるくらいの大きさで、裏が透けて見えないくらいの厚さのものを2枚作ります。
4.型紙をしっかり包む
(3)の猫毛シートで型紙をきっちり包みます。もう1枚のシートで反対側からも包みます。
5.石けん水に入れてこする
お湯に洗濯用洗剤をとかした石けん水を準備。穴あきビニールで(4)をきっちり包んだ状態で十分に石けん水をしみ込ませたら、両手で挟んでよくこすり合わせます。こすり合わせることで毛が絡んでフェルト化します。
6.水ですすぎ、水気を切る
フェルト化したらビニールをはずし、両手のひらの間にはさんで石けん水を押し絞った後、洗面器の水の中で泡が出なくなるまでよくすすぎます。
7.アイロンをかける
手ぬぐいの間に(6)をはさみ、上からアイロンで強く押して圧縮しながら、乾かします。
8.型紙を取り出してしっぽを作る
(7)の下から5〜6ミリの部分をはさみで切り、10ミリくらい手前で止めて、型紙を取り出します。
切った部分がしっぽになります。ここだけに石けん水につけてよりをかけた後、水ですすぎます。タオルで水気を切ったら、アイロンを当てて、圧縮しながら乾かします。
9.むだ毛処理をして形を整える
飛び出している上毛を指先やピンセットでつまんで、表面を整えます。このとき、指先で耳の形も整えます。
10.首輪を結び、目をつける
鈴を通したリボンを首に巻き、少しきつめに結んで頭を作ります。爪楊枝の先にビーズを刺して、ボンドをつけて目の位置に貼り付けます。
しっぽの先の毛をハサミでカットし、指先で形を整えたら、じゃーん、完成です。ゴロウちゃんの猫毛100%の分身。なんだか愛おしい!
猫毛フェルトの魅力にすっかりはまる
スタートから完成までの所要時間はおよそ30分。楽しみながらあっという間にできました。これまで、煩わしく感じていた抜け毛にこんな有効活用法があったんですね。
後日、おさらいも兼ねて自宅でもう1匹作ってみました。一人でもさくさくと作れましたよ。
もっといろいろなものが作りたくてうずうずしてきました(^0^)
これまで、ゴロウちゃんの健康管理のためにブラッシングを行ってきましたが、私のほうにもこんな楽しみ方があったとは。これでいっそうブラッシングに励めそうです(抜きすぎ注意(^^;))。
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◆冊子『猫毛人形の作り方』
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公式ホームページ「猫毛祭り」
http://nekokematsuri.blog.shinobi.jp/
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