協賛: オリンパス株式会社、OPPO(株式会社テラモト)
愛犬・愛猫の「幸せな瞬間(とき)」フォトコンテストに、たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
いよいよ結果発表です!
■グランプリ
まるちゃん(2歳)
ねねまるさん(沖縄県)
何気ないお家でのひととき。
何をするわけでもない、みんなでいる時間。
それが一番幸せなのかもしれないですね。
【新美敬子氏からの選評】
表情が良いですね。撮影の角度・高さが効果的で、一瞬の表情をうまく捉えています。今、犬が何を考えているのか、手に取るように分かる気がします。全体の淡くまどろんだトーンから、何気ない日常だけど、それに満足している様子が、ふんわりと穏やかに伝わってきます。
【新美敬子氏からの総評】
応募作品は、どれもペットとの密接な関係を感じさせる、愛情あふれる写真が多くて、選ぶのが大変でした。入選には至りませんでしたが、高齢のペットを大切に慈しんでいる様子が伝わってくる写真には、心惹かれるものがありました。
オーナーとのツーショット写真も微笑ましいものがたくさんありましたが、入選作としては、人ではなく、ペットが主役になっているものを選んでいます。
コメントを読むと、つい心温まるエピソードに引きずられそうになりますが、フォトコンテストですので、写真のレベルを第一に審査しました。
結果、入選作には、表情の良いもの、写真から犬猫の性格までがありありと感じられるもの、写真を撮った狙いが明確なものを選びました。
<コンテストに応募するときに注意してほしいこと>
●余計なものが写っている写真がかなりありました。生活感を出すのが狙いならいいのですが、「この炬燵(こたつ)のコードが写ってなかったらなぁ・・・」というものなどは、かなり残念です。
●被写体がアップになりすぎていて、もう少し周りの状況が見えた方が、写真がもっと多くを語れるのにというのもありました。
●基本的なことですが、ピントが合ってほしい場所に合ってない、画像が粗くて詳細が見えない、手振れで惜しい、というのも多かったです。
※準グランプリ、審査員特別賞は順不同。
■準グランプリ
はちべえちゃん(母)
小八ちゃん(0歳)・小春ちゃん(0歳)・小雪ちゃん(0歳)
さんてるさん(神奈川県)
お母さんのはちべえと一緒に気持ち良くお昼寝。
【新美敬子氏からの選評】
お母さんと3頭の子猫。子猫は大きくなっても、出ないおっぱいをくわえて母猫に甘えている様子。4頭にとって掛けがえのない大切な時間であることが伝わってくる、愛情と幸せがあふれた写真です。
■準グランプリ
ぽてとちゃん(3歳)
かおりさん(千葉県)
子犬の頃、愛護センターで保護したぽてとは、今、
セラピー犬として頑張ってくれています。
ぽてとの楽しみは、ドッグランで走る事。
娘と走って居るときは、いつも笑顔のぽてとです。
【新美敬子氏からの選評】
女の子が一生懸命走っていて、犬は女の子に合わせて余裕で走っている様子。
本当は犬の方がもっと早く走れるのに、並んで走っていることが楽しくて、また速度を合わせていることが誇らしげでもある、とてもいい表情です。
■審査員特別賞
シンハーちゃん(7歳)
ちゃいさん(兵庫県)
内弁慶な彼が子供のころ、いつも幸せそうな顔で寝てたのが印象的でした。
【新美敬子氏からの選評】
広角で撮る面白さがよく出ています。無防備な寝姿、目が笑っているみたいなところも、コミカルな感じでとても印象的。画面全部が猫だけというのも、今までにない視点で、アッと驚くような斬新さがありました。
■審査員特別賞
蘭ちゃん(10歳)
蘭璃ママさん(岩手県)
休耕田を利用したひろーい広場を爆走した後、菜の花畑でニッコリ満足笑顔
【新美敬子氏からの選評】
魚眼レンズを使って、画面に黄色い花をたくさん映し込むことができました。
花がいっぱいだと明るい気持ちになりますね。犬の嬉しそうな笑顔と魚眼レンズで背景を丸い形にできたことが、相乗効果で柔和な雰囲気を醸し出しています。レンズの効果が活きた一枚です。
■審査員特別賞
チェリオちゃん(6歳)
じゅんさん(埼玉県)
いつも主人と一緒。一緒にいるとホッとするんだよなぁ。。。
【新美敬子氏からの選評】
さっきまで猫と女の子2人が遊んでいて、笑い声が聞こえていたのに、猫が疲れて寝てしまったので、女の子たちは、お絵かきをし始めた。お母さんが「あれ、声が聞こえないけど・・・」と2階から覗いてみたら、こんな状態だったので、思い出に撮ったのでは? そこまで想像できる、物語を感じる写真でした。
■審査員特別賞
まちこちゃん(5歳)・しまこちゃん(3歳)
きゃべたれさん(佐賀県)
きれいな桜を目にして、にこにこスマイルの二匹を撮りました!
【新美敬子氏からの選評】
飼い主が喜んでいるのが嬉しい、という気持ちが見てとれます。犬も桜や暖かくなってきた季節が嬉しいのかもしれませんが、この犬の表情は、飼い主がいつもよりずっと嬉しそうだということを読み取った笑顔だと思います。桜の花がたくさん入るように工夫した位置から撮っているのもいいですね。
■審査員特別賞
みぃちゃん(7歳)
メイコさん(神奈川県)
この顔が見られると思うと、ついつい。。(笑)
葉っぱとお水は手で持ってやらないと食べたり飲んだりしない子に
なってしまいました。(過保護。。。)
【新美敬子氏からの選評】
猫は動きのある写真を撮るのが難しいので、工夫をされたのではないかと思います。普段は動かなかったりあまり可愛いしぐさを見せないのかもしれないけれど、キャットグラスを食べる時は一番かわいい。そんな飼い主さんとのやりとりがよく分かる一枚だなと思いました。この瞬間の表情を撮ったことで、いかにこの猫を愛おしく思っているのかが伝わってきました。
■審査員特別賞
スズちゃん(6歳)
sorabooさん(茨城県)
食べることよりボール遊びが大好き、雪が降ってもへっちゃら、
そんな光景でのショットです。
【新美敬子氏からの選評】
マクロレンズを使って、画面からはみ出しそうな勢いで撮られた一枚。ボール遊びの写真もありましたが、こちらを選びました。犬のからだを全部入れずに前足が片方しか写っていませんが、この犬の魅力を十分に知り尽くしたフレーミングだと思いました。
■審査員特別賞
ぽんちゃん(2歳)
ikkoさん(北海道)
出身犬舎のワンコ達がは年に一度くらい集まって、オフ会をしています。
ドッグランをいきいきと走る姿はとても幸せそうです。
【新美敬子氏からの選評】
技術的に良く撮れたと感心しました。早いシャッタースピードで犬の動きを空中でとらえ、ピントを合わせるのは難しいもの。背景もスッキリしていて、犬の魅力がストレートに伝わってきます。得意になって走っている姿も幸せそうで、とても訴求力のある写真です。
【PetLIVES編集部より】
受賞されましたみなさん、おめでとうございます!編集部では毎日、作品が届く度に、どれも素敵だな~と、1枚1枚、楽しませていただきました。
次回は、甲乙つけがたく、最後まで選考に残った作品も発表いたしますので、お楽しみに!