室内で暮らす犬猫にとって、足腰や関節に負担をかけてしまう“すべる床”は禁物!わかっちゃいるけど、実際に対策するとなるとなかなか難儀なんです…これが。
高齢、膝蓋骨脱臼…それぞれに抱える足腰の問題
2頭のシニア犬と暮らす我が家も、これまで“すべる床”対策として、コルクマットやペット用カーペット、クッションフロアマットなど、いろいろ試してきましたが、よだれや抜け毛の掃除の問題、見た目の問題など、満足するものにはなかなか出合えず…さらに子供が生まれてからは衛生的な面がより気になるようになりました。
ラブラドールのクッパは御年15歳。お尻から後ろ脚の筋力の衰えは否めず、踏ん張る力が明らかに弱まってきています。寝ていることが多くなり、さすがに室内で跳ねたり走ったりすることはありませんが、老犬にとって、滑らず安心して歩ける環境はとっても大事です。
トイプードルのルーチェは10歳とはいえまだまだ若々しく、室内でも走ったりおもちゃで遊んだりもしますが、軽いステージで日常生活に支障はないものの、小型犬に多い「膝蓋骨脱臼」という爆弾を抱えています。
お掃除・見た目の問題が解決!新たな滑り止め対策があった!
そんな我が家で今回試してみたのが、株式会社リンレイの『滑り止め床用コーティング剤』。
この類のもの、前から気にはなっていたのですが「うちは賃貸だからダメだよな~」と試したことはなかったのです。ところが、この製品は専用の洗剤を使えば剥がすこともできるとのこと。しかも、犬が舐めても安心、さらに耐キズ・抗菌効果まで付くとは!犬たちに加え小さい子供が居る我が家にとって、うれしい効果です。試してみるしかありません。
イメージ払拭、コーティング塗りがこんなに簡単とは!
それでは早速、ムダに長い廊下に塗ってみたいと思います。まずは床の掃除から。掃除機をかけてゴミやホコリを拭き取り、『床クリーナーシート』(別売り)で水拭きします。これを使えば、汚れやべたつきが簡単にスッキリ。
いよいよコーティング剤を塗っていきます。専用のワイパーに付属されしている容器にコーティング剤を入れ、シートに染み込ませます。モップやバケツを用意しなくても手軽に塗れるところがとっても便利。厚塗りは避けるとのことなので、板目に沿ってササーッと塗り広げます。
あら簡単…アッという間に塗れました。約30分乾かすということですが、季節や天候によって、完全に乾くまでもう少し時間がかかる場合があります。“ワックスを塗る”となると、2度塗りして長時間乾かしてさらにカラ拭き…と面倒なイメージがありましたがこれはとっても手軽で驚きました。
ちなみに効果持続期間は使用環境により異なりますが、塗布間隔は6ヶ月程度を目安にしてくださいとのこと。それから塗っていてニオイが全然気にならないのもとっても良かったです。乾かすためにドアを開けっぱなしにしていましたが、隣りの部屋に犬や子供たちが居ても安心でした。
作業終了、効果やいかに?!
さぁ完全に乾きました。ホントに滑らないかな??
まずはクッパです。
普通に歩いているだけでもこんなに滑ってしまうことがありましたが、コーティング剤を塗った後はグッと踏ん張りが効いている感じ、滑らず歩けています!
続いてルーチェ。ルーチェは普段から廊下や部屋で走ったり遊んだりしています。
コーティングを塗る前は…走らせてはいけないレベルの滑り方でしたが、コーティングを塗った後では、おぉ!滑りやすいコーナーも滑らず走ってます!これなら安心して部屋の中でも遊べるね。
今回『滑り止め床用コーティング剤』を試してみて、滑らなくなったのはもちろんですが、部屋の雰囲気を変えることもなく、賃貸住宅でも気軽に、しかも簡単に塗れることがすごく良いと思いました。
室内で暮らす犬や猫にとって、滑るフローリングはケガや関節を痛める原因になります。安心して暮らせるように、若いうちからできる限りの対策をしてあげたいですよね。クッパやルーチェも足腰に余計な負担をかけず、まだまだ元気に長生きしてもらいたいです。(PetLIVES編集部)
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