トイレの中で腰を上げる愛猫ゴロウちゃんの“立ちション”ポーズ。
東京猫医療センターの服部幸先生に、「トイレが気に入らないみたいですね」とズバリ指摘され、トイレの環境を変えることで改善する可能性は大いにある、というアドバイスをいただきました。
これはやってみるしかない! ゴロウちゃんのお気に入りが見つかるまで、あれこれ試してみました。
トイレの数を1つから2つへ
服部先生のお話では、トイレは衣装ケースくらいの大きさが理想的とのことでしたが、正直、大きすぎてジャマになるのではないかと若干躊躇。今までのトイレもやや大きめなので、以前使っていたトイレも引っ張り出して数を2つに増やし、砂を変えてまずは様子を見ることにしました。
ついに衣装ケースの大型トイレを導入
しばらく試しても、立ちションは治まらなかったので、意を決し大きなトイレを導入。これまで使っていたトイレも長さ 60×幅 47×深さ 25cm のメガトイレでしたが、さらに大きな長さ 73×幅 45×深さ 24cm の衣装ケースを用意しました。
トイレの場所・向きを変え、細かい砂に
うーん、もうひと息のところまで来ているのですが。あと考えられるのはトイレの場所。部屋のレイアウトもあるので、できれば場所はあまり動かしたくなかったのですが、これも飼い主都合で猫目線ではありません。そこで、2つのトイレの位置を離し、トイレの向きを変えてみました。
結局、ゴロウちゃんが選んだのは、ゴミの処理や砂の飛び散りなどの問題で私が最も敬遠していた、細かい鉱物系の砂でした(^^;)
猫目線で選べばすぐに見つかったのかもしれませんが、私ができれば避けたいという思いがあり、少し遠回りしてしまいました。今は2つのトイレともお気に入りの鉱物系にしたところ、どちらも快適に使っています。
最近のゴロウちゃんの様子です。やっぱり広いトイレは気持ちよさそうです。これで気に入らない公衆トイレから、長居したくなる快適なホテルのトイレに少しは近づけたかな?
「排尿後にしっかりと砂をかいているので、気に入ってくれているようですね」(服部先生)
思う存分、砂をかいて隠して、はい、よくできました!