8月9日は「はり・きゅう・マッサージの日」。
体の凝りや足腰の痛みなどで、鍼灸やマッサージのお世話になっている人も少なくないと思います。獣医療の世界でも、高度医療や先進医療だけでなく、東洋医学などを取り入れた統合医療への関心が高まっています。比較統合医療学会では、獣医師受けの鍼灸治療のセミナーも開催されており、ペットの鍼灸治療を行う動物病院はすいぶん増えてきています。
ツボを刺激することによって血流が促され、痛み物質が流されるとともに、脳に伝わった刺激から鎮痛物質が放出され痛みを和らげてくれます。また、免疫力を高める効果も期待できます。とくに腰や膝などの関節炎や椎間板ヘルニアなどの神経疾患で、慢性的な痛みや歩行障害を抱えている犬猫、術後のリハビリ、シニアのコの健康管理などに活用されているようです。
愛犬・愛猫に鍼灸治療を受けさせたいと思っている飼い主さんは、ネットで検索すれば、施術してくれる動物病院が自宅近くでも見つかるかもしれませんよ。
関連記事