5月2日は「歯科医師記念日」。
1906年のこの日、歯科医師の身分や業務を規定する「歯科医師法」が公布されました。
動物病院といえば、全科診療が基本ですが、近年、特定分野の専門性を高める病院が出てきており、「歯科」を得意とする病院も増えてきています。
ペットの長寿化が進むなかで、歯周病の犬猫が増加し、飼い主さんの間でも、その治療や予防への関心が高まっています。また、歯周病以外にも、乳歯遺残、破折(歯が折れる)・咬耗(歯質がすり減る)、不正咬合(歯の噛み合わせが悪い)など、歯科治療を要するトラブルは多数あります。
日本小動物歯科研究会では、こうした専門的な歯科治療ができる獣医師を育成するため、講義と実習によるレベル認定制度を導入し、難易度に応じてレベル1から4まで設定しています。資格制度ではありませんが、目的に合った病院を選ぶ際の1つのめやすになるかもしれませんね。
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