3月7日は「花粉症記念日」。
1993年、気象庁が初めて花粉の飛散情報の発表を始めた日です。
花粉症の人には、鼻水とくしゃみのつらい日々が始まる季節。犬や猫にも花粉症はあるようですが、人とは症状や時期が異なり、その確定診断はむずかしそう。
というのは、人のようにくしゃみや鼻水などの典型的な症状が出ず、皮膚の発赤やかゆみなど、皮膚症状がほとんど。他のアレルギー性皮膚炎との区別がつきにくいのです。
発症時期も人とは異なり、人は、スギ・ヒノキが原因のことが多く、2~4月が中心ですが、犬や猫は、カモガヤやブタクサなどの雑草のアレルギーが多く、ピークは5~8月頃に。
アレルギー性皮膚炎の原因となるノミなどの寄生虫、食物、異物の接触、ハウスダスト…等々、可能性を1つずつ消していって、かつ発症に季節性があれば、花粉症が疑われるわけです。
<関連記事>