犬のライターと、しつけ教室主催。2足のわらじで奮闘中!【自己紹介編】

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犬オタクが犬の仕事を得るまで

はじめまして。
「犬のフリーライター&エディター」(約15年)と「しつけ教室(犬の幼稚園)主催」(約8年)、2足のわらじを履いて犬にどっぷり漬かる日々を送っている、臼井京音と申します。

今の私があるのは、小学校2年生の頃に出会った最初の愛犬、ヨークシャー・テリアのおかげです。とくに、しつけの面や次々にかかる遺伝病などに悩んだ経験が、のちの私に大きな影響を与えました。
大学で日本文学を学び、旅行雑誌の編集記者に。その後、昼はフリーライターとして活動、夜は写真の専門学校に通っているときに、「実は犬オタク」だとアピールしたところ、いつしか犬関係のライティングがメインになっていました。

当時から私は、日本や世界各地を訪れながら、「犬のしあわせって、なんだろう?」「飼い主と信頼関係を築くには、どうすれば良いのだろう?」といつも考えていました。

01 飼い主に寄り添いどこへでも同伴する、パリの犬

 

02フランスの犬は飼い主との信頼関係が良好で、気質が落ち着いたコが多いと思います

 

転機になった、タイの犬との出会い

そんな私にとってターニングポイントとなったのは、写真集『うみいぬ』にまとめた、タイの小島で放し飼いにされている犬たちとの出会いでした。
タイのサメット島では、いわゆる安宿のバンガローごとに放し飼いの犬が飼われています。犬たちは、早朝や日没前、海で泳いだり砂浜で走り回ったりして存分に遊び、夜は簡易レストランに早変わりしたビーチで、オスワリやお手などをして宿泊客からご馳走をもらったりします。

「この島の犬たちは、なんて生き生きとしているんだろう。犬らしく、毎日を謳歌しているよなぁ~」

それまでの私は、あらゆるシーンで犬が受け入れられ、犬も飼い主とマナー良く過ごすヨーロッパの光景を目にしては「すばらしい!日本もはやく、こんなふうに人と犬がうまく共存できる社会になるといいのに」と憧れのまなざしを向けていました。
しかしこの時、それとはだいぶ違う種類の感情で、タイの”うみいぬ”たちを眺めていました。

“うみいぬ”たちとの出会い以来、私は「犬が、犬らしく、しあわせであること」が大切だと、考えるようになりました。同時に、”うみいぬ”のように自由を謳歌できない日本の犬たちがしあわせに暮らすには、やはり、犬の先進国であるヨーロッパの国々のように、飼い主との適切な信頼関係や、社会で愛される犬になるためのマナーを身につけることが重要だと考えました。


04 写真集『うみいぬ』より。しなやかに、自由に、野性的に、人々に守られながら海辺で日々を過ごすサメット島の犬たち。それぞれ、名前もついているし、狂犬病の予防接種も済んでいます

 

オーストラリアへ! 三十路で犬留学

それらの答えを探るため、犬ライターを始めて5年が経った私は、オーストラリアへ。犬の出張カウンセリングを行っている犬の専門家から、犬の感情や行動について学ぶことにしたのです。愛犬の困った行動に悩む、200軒近い飼い主さんの自宅に同行しました。
06オーストラリアでの家庭出張カウンセリングの様子。犬の心身に負担をかけない方法で、飼い主と犬の信頼関係の構築を目指します

07オーストラリア滞在中には、RSPCAのイベントなども取材。保護犬と暮らす飼い主たち

オーストラリア滞在中、「困った行動が出ないことが、犬も飼い主もハッピーになれる近道」だと、私は考えました。帰国後、パピートレーニングの第一人者であるイアン・ダンバー博士のセミナーなどに参加するうち、「そうだ!いわゆる問題行動を予防するには、子犬の社会化が重要!」と思い、犬の社会化ができるしつけ教室(幼稚園)を作りたいと願うように。そして、2007年、東京都中央区に「犬の幼稚園 Urban Paws(アーバン・ポウズ)」をオープンしたのです。

08「犬の幼稚園 Urban Paws」での、子犬同士の遊びをとおした社会化のひとコマ

 

幼稚園児と2頭のテリアとの暮らし

こうして、犬に関する2足のわらじを履きながらの生活がスタートして数年、オーストラリアのブリーダーから迎えたノーリッチ・テリアのリンリンにひとり娘のミィミィが生まれ、私も娘を出産しました。今現在、10歳のリンリン、6歳のミィミィ、3歳の娘(人間)の関係性も、日々、興味深く観察しています。子供と犬の良好な関係づくりも、取材テーマのひとつに加わりました。

オープンカフェで、愛犬リンリンのマネをする娘。娘が、愛犬とどのように成長していくのかが楽しみです

 

自己紹介が長くなってしまいましたが、このサイトでは、ドッグライフ・キュレーターとして、世界各地の犬事情からパピーの社会化、2頭の愛犬のオーナーとして実践したり気にしている犬の健康情報、子供と犬との関わり、保護犬のことなど、あらゆるテーマを取り上げてレポートしていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします!

 

KyoneUsui
Writer&editor
臼井 京音(うすいきょうね)

ドッグライター・写真家として、15年以上にわたり日本各地や世界の犬事情を取材。毎日新聞の連載コラム(2009年終了)や、AllAbout「犬の健康」(2009年終了)、現在は『AERA』、『愛犬の友』、『BUHI』など、様々な媒体で執筆活動を行う。オーストラリアで犬の問題行動カウンセリングを学んだのち、2007年には、東京都中央区に「犬の幼稚園 Urban Paws」をオープン。犬の幸せを願うドッグトレーナーに支えられ、園長・家庭犬のしつけインストラクターとしても、飼い主さんに役立つ情報の発信に努めている。
自宅暗室で焼いたモノクロ写真は、ペットショップP2、ドッグリゾートWoof、ドッグサロンDogoldなどのインテリアにも使用。
東京都動物愛護推進員、東京都中央区の動物との共生推進員。

主な著書:『うみいぬ』『室内犬の気持ちがわかる本―上手な育て方としつけ方をアドバイス! 』
編集著書:
『最新版 愛犬の繁殖と育児百科』 『最新版 愛犬の病気百科』 『愛犬をケガや病気から守る本』

愛犬をケガや病気から守る本: 犬にも人にも優しい飼い方のメソッド

 

臼井京音氏のバックナンバーを読む

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