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愛犬に合ったシャンプー方法をプロが伝授!「犬塾」で学ぶ自宅ケア3コース

愛犬のシャンプーや爪切り、ヘアカット、気になる無駄吠え…。気になったときにお手入れしてあげたいし、しつけもなんとかしたい。でも、自己流だから時間がかかるし愛犬も嫌がって、うまくできない…。そんな経験ありませんか?
愛犬にしてあげたいことが出来るようになるために、飼い主が学べる場所があると犬仲間から聞いて、愛犬ローレンと一緒に行ってきました。
 

愛犬にしてあげたい時に、自宅でできるように

伺ったのは、田園調布にある飼い主のための塾、「犬塾」。取締役の西田大助さんとトリマーの石崎良樹さんにお話しをお聞きしました。

犬塾の母体は、トリマーを養成している青山ケンネルスクール。1万名以上の卒業生の声やお客様からの要望を集約し、 「愛犬にしてあげたいことが自宅でできるように」を目指して2013年に犬塾が生まれました。

犬塾で学べるのは、「シャンプー」「ヘアカット」「トレーニング」の3つのコース。
青山ケンネルスクールの経験をベースに、 犬の習性や犬種特性・その子の個性や飼い主との関係性などを考慮して、受講者ごとにトレーニング方法を考えて丁寧に教えてくれるそうです。

愛犬と出会う時は様々な選択肢がありますが、一緒に暮らすことになった後に、飼い主が犬のことを学べる場所は多くありません。だから、愛犬のお手入れや褒め方・叱り方など、飼い主が愛犬に良かれと思って自己流でやっていることや、普段意識せずにしていることが、病気や問題行動の一因になっていることも多いのが現状です。

また、トイプードルやシュナウザーなどトリミングが必要な犬種の飼育頭数に対し、トリミングサロンやトリマーが足りずサロンの予約が取れなかったり、シニアになってトリミングを断られてしまったりすることもあります。 お手入れできないと辛い思いをするのは、大切な愛犬…。

そうならないために、愛犬にしてあげたい事をしてあげたい時に自宅でできるように、 飼い主が愛犬との暮らしに必要な知識や技術を学ぶことは、とても大切なことですね。
 

体験レッスンで惜しみなく学べるプロの技!

実際にどんな風にどんなことを学べるのか、シャンプーコースの体験レッスンをモデルケースとして、ローレンをモデル犬に飼い主役:西田さん、講師:石崎さんにお願いして見せていただくことに。
体験コースは1時間~1時間半程度。その中に、 惜しみなくノウハウが盛り込まれています。教えてもらったことを確実に身につけるために、体験レッスン後に授業で復習をされる方も多いのだとか。
ちなみに愛犬ローレンは、筆者が自宅でシャンプーするときよりも気持ち良さそうにしていました!
 

シャンプー体験レッスンをご紹介!

① 問診票記入
最初に問診票に記入。愛犬の名前や年齢、既往病歴など愛犬の情報を記載。

② ブラッシング
シャンプー前に犬種や個体に合わせたブラシを選んでブラッシング。シャンプー効果が半減しないように、丁寧に毛のもつれをほぐします。

③ 肛門腺絞り
背中から腰に掛けて濡らし、肛門腺を絞ります。分泌液は体質などによって個体差があり、液体だったり固体だったり、白っぽい黄色だったり茶色だったり、状態が異なるそうです。ローレンは黒っぽい液体でした。

④ 全身を濡らす
シャワーの音や水圧で愛犬が怖がらないように、水圧を弱くして犬の身体に近づけて流したり、飼い主の手で受けてから流します。顔も優しく濡らします。
お湯の温度は37度程度。犬の平均体温は38.5度前後と高いので、温度が高いと熱中症になる場合があるため、夏は出来る限り低めにしてあげた方がいいそうです。逆に冬は少し高めにするなどして、季節に合った温度にすることが大切。
筆者は先代の愛犬の時から40度くらいで洗っていたので、熱中症になっていたかも…。反省!

⑤ シャンプー
犬種により汚れやすいところが変わるので、個体にあったシャンプーの選び方を教えてもらいます。シャンプー液は3-4倍に薄めて泡立てたものを犬の身体につけて伸ばします。原液をかけるのは絶対にNG!
口の周りもフードの油などで汚れているので忘れずに洗うこと。アメリカンコッカースパニエルなど皮膚が汚れやすい犬種や、皮脂が残るとブローの時に毛が伸びなくなるプードルなどは、ストレスをかけずに丁寧に皮脂を落とすことが大事。

⑥ シャンプーを洗い流す
シャンプー液が残っていると皮膚病の原因になるので、全身を丁寧に洗い流します。シャンプー液が目に入って充血しないように、愛犬が嫌がらないやり方で顔を優しく洗います。思いっきり顔にシャワーを当ててしまうのは、犬が嫌がるのでNG。

⑦ コンディショナー
コンディショナーは原液のまま身体にかけてもOK。毛が長くてもつれやすい子は、コンディショナーを少し多めに使うとブラッシングの時に毛がもつれにくくなるそうです。

⑧ コンディショナーを洗い流す
「ぬめり」がなくなるまで綺麗に洗い流します。目を洗い流すことも忘れずに。

⑨ タオルドライ
吸水タオルでしっかりと水気を取ります。

⑩ 乾かす
濡れてもつれた毛をコームで丁寧にとかし、ドライヤーの温風で乾かします。顔周りを乾かすとき、犬の耳にドライヤーの風が入って嫌がらないように、片手で犬の耳をふさぎながら乾かしていきます。
目と目の間のくぼんだ所は、残った水気をコットンで拭き取ります。

⑪ 最終チェック
全身をブラシングして最終チェックし、終了!

 

犬から人へ“ありがとう”といわれるように

自分で愛犬の全身を触りながらケアをすると小さな異常に気が付きやすくなるので、 病気の早期発見につながります。犬のココロは、飼い主のちょっとした気遣いで変わります。飼い主が犬のことを知り、 犬が嫌がることは、その子にあった別の方法でしてあげる。そうすることで、 愛犬との絆も強くなっていきます。

トリマーの石崎良樹さん(左)と取締役の西田大助さん

犬も年を取るし病気になればお金もかかるし、看取りもあります。犬と暮らすということは、犬の一生を面倒を見ること。
犬塾では、「人と犬が共に笑顔で幸せに暮らせる関係を一つでも増やし、人から犬へ“ありがとう”というだけではなく、 犬から人へも“ありがとう”と言われるような共存共栄の社会にしていくこと」を目指して活動しているそうです。
知っているようで知らない犬のこと。パピーの時もシニアの時も、犬との暮らしをもっと楽しむために、楽しく学んでいきたいですね!


〈取材協力:犬塾〉
愛犬に、もっといろいろしてあげたい。でもやり方がわからない。という飼い主さんの声にお応えして「犬塾」は生まれました。飼い主さんにお手入れしてもらうのが、愛犬はいちばんうれしくて、ストレスもないんです。シャンプーや、ヘアカット、しつけ、パフォーマンスの正しいやり方を学んで、自分でやってみませんか?
▶公式ホームページ:http://www.inujuku.jp

 

横尾侑里

ドッグライフスタイリスト、ホリスティックケア・カウンセラー

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