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犬のてんかんの原因、症状、予防・治療法など|獣医師アドバイス<2019年最新版>


症状・病名・しぐさから調べられる犬の病気事典

犬のてんかんとは?

アニマルクリニックまりも 院長:箱崎加奈子先生

「てんかん持ち」と言われる、定期的に発作を起こす犬は比較的多いです。原因、程度は様々で個体差が大きく、痙攣(けいれん)があり、発作が出た!とわかりやすいものから、ふらつく、元気がないくらいで、てんかんだとわかりづらいものまであります。なんだか急に様子がおかしくなって、今はいつもの様子に戻ったけど、心配だから連れてきた。という来院でてんかん発作を疑う症例は多く遭遇します。

発作は比較的短時間で、発作が収まると様子は普段通り。触診、聴診、視診をしても異常がなく、飼い主さんのお話からおそらくてんかん発作でしょうと推測でお話をするのが、てんかん発作の診察では非常に多いです。発作の様子を動画で撮影して見せていただくのが一番良いのですが、急に始まる(予感があることもある)発作を冷静に撮影するのも難しいのが現実です。

原因究明の検査のためには全身麻酔が必要なことも多く、さらに投薬治療をする場合は生涯投与になるため、検査、治療の決断にご家族が迷うのもてんかん発作での治療の課題だと感じています。

てんかん発作を疑う症状が出た場合、発作が起こる前後の状況、様子をよく観察してみましょう。ストレスがかかるようなことがないか、環境変化はなかったか、発作前に決まった行動*をする子もいます。発作の頻度、時間も重要なので、いつ、どのくらいの発作が出たかはしっかり記録しておきましょう。特に発作の頻度とタイミングは投薬治療を開始する上で大きな判断基準となります。

てんかん発作が起きているとき、犬は意識があることがほとんどです。見ている家族の不安もわかりますが、発作が起きている犬自身が一番不安ですから、発作が出てしまったときは落ち着いて寄り添ってあげてください。

*発作の前兆を感じて、そわそわしたり、家族に擦り寄ってきたり、逆に一人で部屋の隅に隠れてしまう子なども。全員がそんな予兆を示すわけではありませんが、発作前後の様子は気にかけてください。

犬のてんかん
てんかんとは、てんかん発作をくり返し起こす脳の病気のことで、検査をしても脳に構造的な異常が認められない原因不明の「特発性てんかん」と、脳腫瘍や水頭症、脳炎などの脳になんらかの障害があるため起こる「症候性てんかん」に分けられます。てんかん発作には、意識がなくなって倒れ全身を痙攣(けいれん)させるものから、体の一部分だけがピクピクと痙攣するものまで、様々な程度があります。

【症状】
全身もしくは体の一部に痙攣(けいれん)

【原因】
脳腫瘍などが引き金となるが、原因不明の場合も

【治療】
てんかんの原因を見極めての治療

【予防】
予防は困難。定期検診などで早期発見に努める

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(出典:姉妹サイトPetwell

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