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猫のフィラリア症の原因、症状、予防・治療法など|獣医師アドバイス<2019年最新版>

伏せて診察を受けるキジトラ猫と「猫のフィラリア症」の文字

症状・病名・しぐさから調べられる猫の病気事典
猫のフィラリア症(犬糸状虫症)とは?

アニマルクリニックまりも 院長:箱崎加奈子先生

フィラリア症は、過去多くの飼い犬たちが命を落とし、現在は予防薬により予防できる犬の病気の代表的な一つです。

フィラリア症は犬糸状虫という寄生虫の病気です。猫を含め、犬以外の哺乳類にも寄生することがあり、人でも感染の報告があるほどです。

フィラリア(犬糸状虫)は蚊が媒介する寄生虫で心臓に寄生し、咳や体重の減少、腹水が溜まるなどの症状が見られます。犬が本来の終宿主であり、居心地も良く、いずれは血管の中に入り、心臓を目指してそこで子孫を残すことが出来ます。ですが、犬以外の動物ではそうは行かず、血管に入ることが出来ず肺に迷い込んでしまいます。

猫の場合、感染の有無を調べる検査に対し正確性が無いため、診断が難しく、これまで猫喘息と思われていた症例も実はフィラリア症ではないかと言われています。虫が体内を移動中に臓器に炎症が起き、咳などの症状が出るのが一般的で、「HARD(犬糸状虫随伴呼吸器疾患)」と言われます。

また、猫の体内で虫が死ぬとその虫体に対して猫が急激なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こしたり、死滅した虫体が肺動脈に詰まって呼吸困難を引き起こし突然死を招くこともあります。

定期的にノミの予防薬を投薬している子も多いでしょう。ノミの予防薬には多くの種類があり、なかにはフィラリアの予防ができるものもあります。猫のフィラリア予防は犬ほど一般的とは言えませんが、予防薬の選択肢として検討してみてください。

猫のフィラリア症(犬糸状虫症)
フィラリア症(犬糸状虫症)は、犬糸状虫(フィラリア)と呼ばれる寄生虫が心臓(おもに肺動脈)に寄生して起こる病気です。名前からすると犬の病気というイメージがありますが、この寄生虫は猫にも寄生することがあります。猫がフィラリアに寄生されてもほとんど症状が見られないこともありますが、喘息のような咳や呼吸困難、嘔吐といった症状が見られたり、さらには突然死することもあります。猫では犬に比べてフィラリア症の診断が難しいため、何より予防が大切です。

【症状】
はじめは呼吸器症状や嘔吐、下痢などが見られる…

【原因】
フィラリアが蚊を媒介に猫に感染、おもに肺動脈に寄生する…

【メカニズム】
フィラリアへの激しいアレルギー反応が突然死をまねく…

【治療】
薬剤などでの成虫駆虫や、炎症や咳を抑える対症療法…

【予防】
室外・室内飼いに関わらず、月に1回、予防薬を定期的に投与する…
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(出典:姉妹サイトPetwell

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