6/1「牛乳の日」犬乳・猫乳と成分の違いを比較してみた


6月1日は「牛乳の日」。

牛乳は栄養バランスに優れた食品ですが、犬猫には「与えてはいけない食べ物」としても知られています。その理由は、犬猫は、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素ラクターゼの分泌量が少なく、下痢の原因になるため。牛乳を飲んでも下痢をしないコは与えても問題ありません。

ただし子犬・子猫の場合は、下痢をすると脱水を起こして重症化しやすいので避けましょう。保護した子犬や子猫を育てるのに、牛乳で代用するのもNG。そもそも牛は犬や猫とは食性が違うので、乳の成分も異なります。水分を除いた成分構成比を比較してみると…

●牛乳(タンパク質26%・脂肪28%・乳糖40%・ミネラルなど6%)
●犬乳(タンパク質33%・脂肪42%・乳糖15%・ミネラルなど10%)
●猫乳(タンパク質36%・脂肪40%・乳糖19%・ミネラルなど5%)
※環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」より

牛乳は犬乳・猫乳に比べて乳糖が多く、逆にタンパク質・脂肪が少ないことがわかります。子犬・子猫が栄養不足にならないよう、きちんと犬猫用のミルクで育てましょう。

 

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PetLIVES編集部

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