12月6日は「音の日」。
耳が音として感じ取れる可聴域は、人では20Hz(ヘルツ)~20,000Hz、犬では20Hz~50,000Hz前後。
猫では20Hz~60,000Hz(10万Hzとも)と、犬よりさらに高い音が聞き取れます。これは、獲物であるネズミなどが高音で鳴くためと言われています。
この可聴域の差を利用した道具もあります。
例えば、人には聞こえないけれど、ネズミには不快な25,000Hzの超音波を出すネズミ撃退器。また最近では、17,000Hzの高周波ブザー音を出す「モスキート」という機器も。これは大人には聞こえないけれど、10代~20代前半の若者には不快な音として聞こえるもの。公園や商店に設置して、若者がたむろするのを防ぐのが狙いとか。これって、犬や猫にとっても不快でしょうね。
心地よい音も、不快な音も含めて、愛犬・愛猫には、私たちが聞くことのできない音の世界が広がっているようです。