11月3日は「アロマの日」。
アロマテラピーを楽しむ人がずいぶん増えてきました。
でも、このアロマ、愛猫家の皆さんはご存知かもしれませんが、猫にはとても危険なんです。
なぜでしょうか?
人や犬は、アロマで使われるエッセンシャルオイル(精油)の成分を肝臓で解毒し、排泄することができますが、猫にはその代謝機能がありません。
そのため、急性の中毒症状を起こしたり、少しずつ体内に蓄積して、肝臓にダメージを与える可能性があるのです。
猫は純粋な肉食動物で、元々植物を体内に取り込む必要性がないため、植物成分を代謝する機能が十分に備わっていないのではないかと考えられています。
精油は芳香浴だけでなく、マッサージやシャンプーに利用するのもNG! 猫の皮膚は薄く、皮膚から吸収されやすいうえ、グルーミングで体を舐めるので、ダブルで危険です。
愛猫への愛情からしていたことが、とんだ猫迷惑にならないよう、気をつけてくださいね。