10月10日は「目の愛護デー」。
犬や猫は、聴覚や嗅覚は優れているけれど、視覚はイマイチっていう印象がありませんか?
確かに近視だし、色を識別する能力も高くありませんが、人より断然、優れているところもあるんです。
それは、動体視力と暗がりでも目が利くこと。狩りに必要な視力はちゃんと備えているわけです。
犬の動体視力は、1.5km離れた場所で手を振る人の姿を認識できたという実験結果があるほど。猫はさらにそれを上回る能力の持ち主といわれています。
暗がりでも目が利くのは、犬や猫の目には、網膜の裏にタペタムと呼ばれる反射層があり、わずかな光でも増幅できるから。
しかも、光の明暗を感じる視細胞の数が人よりずっと多いんです。
だから、犬は人の3分の1の光量、夜行性の猫はさらに暗がりに強く、6分の1の光量でも見えるとか。
そんなうちのコの目、大切にケアしてあげましょう。