10月1日は「乳がん検診の日」。
犬や猫にも乳がんがあります。とくに犬には乳腺腫瘍が多く、そのうち半数が悪性(乳がん)とされています。
猫は犬ほど発生率は高くありませんが、ただし9割が悪性とか。
乳腺腫瘍は中年期以降増加してくるので、シニアの愛犬・愛猫は、スキンシップをしながら、胸からお腹にかけてしこりがないかチェックする習慣を。乳腺は犬では5~7対、猫では4対ありますから、見落とさないようにしましょう。
乳腺腫瘍の最も効果的な予防法は、避妊手術。
犬の場合、初発情前に手術をすると発生率を0.5%に抑えられます。手術が遅れるほど発生率は高まり、2回目の発情後になると26%と未避妊の犬と変わらなくなってしまいます。
猫の場合も、1歳までに避妊手術をすると発生のリスクを大きく抑えられることがわかっています。
交配の計画がなければ、早めの避妊手術が望まれます。