3月8日は「サバの日」。
サバは、三内丸山遺跡からも骨が発見され、縄文時代から食べられていた日本人にはなじみの深い魚。血液をサラサラにするDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を豊富に含む青魚の代表です。
しかし、健康にいい食材だからと、日常的に猫に与えるのはNG! 「黄色脂肪症」という病気になる危険性があります。黄色脂肪症は、不飽和脂肪酸の過剰摂取により、腹部や胸部の皮下脂肪が酸化・変性し、炎症やしこりを生じる病気です。本来、白色である脂肪が黄色く変色することから「イエローファット」とも呼ばれます。
サバは、アジやイワシなどの他の青魚と比べても不飽和脂肪酸量が断トツで多く、それだけ危険ということ。キャットフードオンリーのご家庭は心配ありませんが、あえて「身体にいいから」「猫が喜ぶから」とせっせと青魚を与えていると、その愛情がアダになりかねません。やはり食事は栄養バランスが大切なんです!