いつどこでどんな災害が起こるかわからない・・・愛犬愛猫を守るための備えは十分にできているでしょうか。
PetLIVES調べのアンケートでは「ペットの防災グッズを何かしら準備している」と答えた方が全体の85%と、多くの方が意識していることがわかりました。愛犬愛猫との防災対策が浸透している一方で、「何をどう準備したらよいのかわからない」といった声も多くありました。
各家庭にあわせて防災対策グッズを選ぶ
災害時はペットと一緒に避難する「同行避難」が重要とされていますが、ペットの受け入れ状況は各自治体によって様々です。まずは住んでいる自治体ホームページから災害時の対策などを確認し、近くの避難所はペットの受け入れが可能かどうかを事前に調べておきましょう。
住んでいる地域の避難所の状況や愛犬愛猫の状況に応じて、それぞれのご家庭にあった防災対策グッズを準備することが大切です。以下でご紹介する防災対策グッズを参考に、ぜひご家庭でも防災グッズを整えてみてください。
写真・手帳・迷子札
離れ離れになってしまったときのために、愛犬愛猫の特徴がわかるプリント写真、飼い主と一緒に写っている写真を準備しましょう。飼い主と一緒に写っている写真は、迷子になって保護されたときに「この子はうちのコです」と証明するために必要です。スマートフォンに画像を保存しておくことに加え、充電が切れてしまったときに備えてプリントしたものも準備しておきます。
愛犬愛猫と同じ場所で避難生活ができずに、犬猫を動物病院や愛護センター、知人に預けるケースも想定されます。その場合に備え、愛犬愛猫の健康状態や病歴、ワクチン接種状況、お世話の仕方などを記入した手帳やノートがあると安心です。
画像提供:わたしいぬ×わたしねこ
- 犬の健康手帳 - - 猫の健康手帳 -
マイクロチップの挿入の有無に限らず、首輪やハーネスに迷子札をつけておくことは大切です。愛犬愛猫の名前と連絡先を記入し、普段から装着しておきます。
画像提供:犬と生活 猫の暮らし
- ネームバンド ドッグ&キャット -
首輪・ハーネス・リード
キャリーバッグに入れて移動する場合も、首輪あるいはハーネス、リードは必要です。個体識別、脱走防止、係留などに役立ちます。猫の場合、首輪やハーネスに慣れていないケースが多いかもしれませんが、災害時に備えるためにも日頃から馴らしておくと安心です。
キャリーバッグ
小型~中型犬や猫の場合、同行避難時に必須となるキャリーバッグ。体重や頭数、避難先の状況に応じて様々なタイプからあったものを選びましょう。
防災グッズをたくさん収納できるポケット付きのもの、シンプルで軽いリュックタイプのもの、スリングタイプのもの、耐荷重量が重く、中型犬、複数の小型犬や猫が入れるタイプのものなどがあります。
どのタイプにしても、日頃から好んで入れるようにトレーニングしておきましょう。
画像提供:株式会社オーエフティー
- SOSペットバック -
画像提供:株式会社猫壱
- シンプル&機能的 リュック キャリー -
画像提供:株式会社ラディカ
- RADYSLING -
画像提供:株式会社CHOCO(MANDARINE BROTHERS)
- BRIXTON CARRY BACKPACK -
靴
キャリーバッグで移動ができない大型犬は特に、避難所までガラスの破片や瓦礫のある道を歩かなければいけないことが想定されます。その場合に用意しておきたいアイテムの1つが犬用の靴。愛犬の足のサイズにピッタリとあった靴を用意し、いざというときまで使わないのではなく、普段から使い慣れておきましょう。
画像提供:株式会社オーエフティー
- マットトラッカーズ -
薬・療法食・ペットフード
普段から飲んでいる薬がある場合は、最優先で薬を非常持ち出しバッグに入れましょう。また、療法食は非常時に入手しづらくなる可能性が高いので、多めに準備しておくと安心です。普段から食べ慣れているペットフードは、最低3日分、できれば1週間分準備します。水分補給もできるウェットフードやお気に入りのおやつも準備できると、気分転換に役立つかもしれません。
フードやお水を入れられる、携帯用のフードボウルもあると安心です。
画像提供:株式会社CHOCO(MANDARINE BROTHERS)
- Portable Food Bowl -
ウェットティッシュ・ボディシート・シャンプー
水が十分に使えない災害時、ノンアルコールのウェットティッシュを用意しておくと、口まわりやお尻まわり、歯みがきなどに使えます。専用の体拭き用シートや水のいらないシャンプーは、下痢や嘔吐で汚れてしまったときや、避難所生活が長くなった場合に役立ちます。
画像提供:ライオン商事株式会社
- LIONペットキレイ ボディさっぱり清潔シート犬用 -
画像提供:ライオン商事株式会社
- LIONペットキレイ 水のいらない リンスインシャンプー 愛猫用 -
トイレ・ペットシーツ
猫用トイレはダンボール箱と新聞紙で代用もできますが、普段使っている砂を少しでも持って行けると猫にとって安心です。ペットシーツは、水分を吸収できるので犬のトイレ以外にも活用できます。ペットシーツを敷くための折り畳みトレーがあると、排泄場所を汚さず排泄できます。
また、排泄物をすぐに処理できない場合を想定し、消臭機能のある袋も持っていると役立ちます。
- 猫壱 ポータブル トイレ -
- リッチェル おでかけシーツトレー -
画像提供:株式会社ワンステップ
- においバイバイ袋 ペット用 -
“もしも”に備え、普段から使っているグッズを常に多めにストックしたり、持ち出し袋に入れたり、既に準備している防災グッズを見直したり…人間用の備えと共に大切な愛犬愛猫のための備えもぜひ見直してみてください。
▼プレゼントの応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。