行き倒れ寸前で保護。今では誰にでもフレンドリーな、甘ったれの男のコ☆瑪瑙(めのう)くん│愛猫エピソード vol.37

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瑪瑙(めのう)くん (雑種) 推定9歳 ♂

-瑪瑙くんとの出会いについてお聞かせください。

2009年の3月下旬、まだ肌寒い雨の夜に、ウチの近所で行き倒れ寸前のところを保護。もう成猫でしたが、ガリガリに痩せて栄養失調で目がつりあがり、肩には噛まれた傷がパックリ、というヒドイ状態で、後にエイズキャリアと判明。当時、18歳の愛猫が寝たきりの介護中だったので、猫の保護ボランティアの友人に預けて里親募集をしましたが、結局縁には恵まれず、翌年、愛猫を看取ったあとに私のウチへ迎え入れました。

 

-瑪瑙くんはどんなコですか?

背中から見るとロシアンブルーそっくりの毛色は、光の加減でベージュがかることもあり、瑪瑙のような不思議な色彩。共に暮らして4年目ですが、性格も、いまだによく分からない「不思議君」です。どんな相手にもフレンドリーで、犬にさえお腹を見せてゴロゴロいうほど。初対面の友人のひざでツメを切らせたコトもあります。

ハーネスをつけると犬のようにまっすぐ歩き、帰ろうとせずにどこまでも行ってしまいます。甘ったれで遊び好き。ウチに来たころは、ボーっとしてましたが、このごろ少しワガママになってきたのは、私のせいかな?

 

-瑪瑙くんはどんな存在ですか?

どんな猫でも「飼う」とか「所有」するという感覚は、私にはしっくりきません。猫はいつも、そこにただいて、共に暮らす相手です。猫画家になるキッカケになった先住猫は、様々な世界をみせてくれる「窓」のような存在でしたが、瑪瑙は、ちょっとうっとおしいブランケットみたい。くつろぎの時間に、なくてはならない存在です。

 

-瑪瑙くんへひとこと!

私が仕事に夢中になっている時「あうー、あうー」と騒いでツメを立てながら背中を登るのは、お願いだからやめて。空気の読める猫になってね。

 

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◆今回の飼い主さん◆

中島祥子(東京都/装丁家・画家・「シャトン de ミュー」共同オーナー代表)​

販促会社の雇われアートディレクターをしていた20世紀末、会社の駐車場で見事な黒三毛の子猫をひろいました。共に暮らせるようにと買った家の住所が「猫実(ねこざね)」。フランスで活躍した日本人画家「フジタ」の猫作品を見に寄った、銀座の猫専門画廊で芳名帳に記入していると「あら猫のつくご住所!」とオーナーに話しかけられ、それがキッカケで猫画家に。14年後、まさかその画廊を自分たちが継ぐことになろうとは。
どう考えても猫のカミサマの思し召しとしか思えません。現在、「瑪瑙」のほかに、家の軒下で生まれた兄妹「こなち」「こまめ」とその親族の「琥珀」、という3匹も猫専用部屋で暮らしています。

▶猫専門美術ギャラリー&ショップ シャトン de ミュー
 東京都中央区銀座7-5-15

 

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