フィラリア症の猫の4頭に1頭が室内飼育だった!愛猫のスキだらけの寄生虫対策、狙われています。

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近年、猫もフィラリアに感染することが知られ、フィラリア対策をする飼い主さんも増えてきています。Petwellでは、猫の飼い主さんを対象に「愛猫の寄生虫対策」についてのアンケートを実施(2016年3月実施/WEB調査/サンプル数=163)。フィラリアの認知率や予防意識を明らかにするとともに、ノミ、ミミダニ、おなかの虫についても、感染経験の有無や予防対策の実施状況についてお聞きしました。

そこから見えてきた愛猫の寄生虫対策の弱点とは?本格的な予防シーズンが始まる前に一度、見直してみませんか?

 

認知率・予防意識ともに高まってきた、猫の「フィラリア」

長年、犬の寄生虫として知られてきたフィラリアが、実は猫にも感染するという事実、いったいどれぐらいの飼い主さんがご存知なのでしょうか?今回のアンケートでも、「よく知っている」と「なんとなく知っている」を合わせて認知率は6割強と、かなり高まってきています。

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さらに「フィラリア症と診断された猫のうち、4頭に1頭が室内飼育だった」というデータ(出典:American Heartworm Societyホームページ)を示した上で、フィラリアの予防意向を尋ねたところ、「ぜひ予防したい」と「他の寄生虫予防と同時に、手軽にできるなら」を合わせて9割にも跳ね上がりました。室内飼育でも感染の可能性があるという事実が、飼い主さんを一気に不安にさせたようです。

 

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<フィラリア症とは?>
「フィラリア症」とは別名「犬糸状虫症」と言い、犬糸状虫(フィラリア)と呼ばれる寄生虫が、蚊が媒介する(蚊にうつされる)ことで、心臓(肺動脈)に寄生して起こる病気です。名前からすると犬の病気というイメージがありますが、この寄生虫は猫にも寄生します。猫がフィラリアに寄生されてもほとんど症状が見られないこともありますが、喘息のような咳や呼吸困難、嘔吐といった症状が見られたり、さらには突然死することもあります。猫では犬に比べてフィラリア症の診断が難しいため、何より予防が大切です。

アカイエカ

マンションの上階でも油断なかれ。蚊は上昇気流にうまく乗れば、マンションの上階まで達することもあります。どこからでも住まいに侵入してくる(たとえばエレベーターや人とともに)ので、油断はできません。画像は、アカイエカ。

 

感染経験が多かったのは、「おなかの虫」と「ノミ」

アンケートでは、フィラリア以外の寄生虫についてもお聞きしています。飼い始めてから現在までに、愛猫が感染したことのある寄生虫について尋ねたところ、多かったのは、「おなかの虫」と「ノミ」。いずれも30%前後の感染経験がありました。

おなかの虫については、「回虫をゲボゲボ吐き出してゾッとした」「お尻から白いニョロニョロを出していて心底気持ち悪かった」など、飼い主さんの肝を冷やすエピソードが続々。

ノミについては、「家の中でノミが飛び跳ねていて、人間も被害に遭い大変だった」「抱っこしたらこちらまで痒くなって、駆虫するまで抱っこお預けに」など、人にも被害が及ぶノミの厄介さがうかがえました。

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飼い始めたとき、最も予防の必要性を感じた寄生虫とは?

猫を飼い始めたとき、最も予防の必要性を感じた寄生虫も、「おなかの虫」(36.2%)と「ノミ」(33.7%)が突出していました。猫の場合、野良猫や捨て猫を保護して飼い始めるケースが多く、「拾ったばかりのころはノミがびっしりいた」「拾ってきた子のおなかが膨らんでいて、便にも回虫が出た」など、保護した時点ですでに感染していたという声が非常に多く聞かれました。

保護活動をしている人からは、「保護した子の9割以上に、ノミや何らかのおなかの虫がいる」との指摘もあり、保護猫にノミとおなかの虫は“つきもの”になっているといっても過言ではないようです。

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室内飼育の油断からか、「おなかの虫」に無防備に

一方、現在の寄生虫対策の実施状況をみると、定期的に駆除・予防を行っているのは、「ノミ」(38.7%)が最も多く、次いで「フィラリア」(24.5%)、「ミミダニ」(20.2%)、「おなかの虫」(11.7%)の順。感染経験の少ないフィラリアやミミダニの定期予防率が比較的高いのは、ノミと一緒に駆除できる複合剤の駆除薬を使用しているからで、対策の主ターゲットはノミと思われます。

対して、子猫時代、最も重視されていた「おなかの虫」の定期駆虫を行っているのは、わずか1割強。完全室内飼育が多いこと(87.7%)に加え、おなかの虫は、成猫になると子猫のときほど重い症状が出にくく、ノミほど被害が目立ちにくいため、すっかりガードが緩くなっているのかもしれません。

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ノミ駆除薬の選び方次第で、全方位ガードも可能に

室内飼育であれば、寄生虫感染を心配しなくてもよいと思い込んでいる飼い主さんも多いのですが、決してそんなことはありません。実際、飼い主さんからも「網戸から逃走し、その後、ノミがいるのを発見」「網戸越しに野良猫がよく遊びに来ていて感染」「ブラッシングをしていたらノミの糞が。飼い主が連れてきたようだ」「ペットホテルに預けたら、その後掻きはじめた」…等々、室内飼育にもかかわらずノミに感染したという報告が多数聞かれました。

そして、これはノミや冒頭でお伝えしたフィラリアに限った話ではなく、すべての寄生虫は、室内飼育のスキをついて感染の機会をうかがっているのです。だからと言って、飼い主さんが、それぞれの寄生虫に対して常時、監視の目を向け、個々に対策を講じるのは大変でしょう。

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最近は、一剤で、ノミ、ミミダニ、おなかの虫(回虫・鉤虫)、フィラリアを駆除・予防できる駆除薬 が登場しています。毎年、ノミ対策をされている飼い主さんなら、その駆除薬の選び方次第で、複数の寄生虫を同時に駆除・予防することもできるわけです。
今年の愛猫の寄生虫対策は、ノミ駆除薬をしっかり選んで、一石四鳥の“全方位ガード”をめざしませんか。

 

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