NY発 ペットライフ通信 〔Vol.1〕 ダウンタウンの犬たち② by 木元裕子

  • シェア 158
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ペットライブスNY21

(1)(2)(3)

ペットライブスNY21

ペットストアの店先。夏の間は、ほぼ毎日夜9時までボランティアで アダプション活動(保護犬の譲渡)を行っている。

ペットショップも救済に

ブロードウェイ沿いにある大型ペットストア「Petsmart」の前では、「Little Monsters Animal Rescue」というアニマルレスキューグループ(動物愛護団体)がよくアダプション活動を行っています。ニューヨークでは、さまざまな動物愛護団体がペットストアと協力し合って、ペットの救援活動に力を入れています。

カリフォルニアの、キルシェルターという殺処分される決まりになっているシェルターから犬猫を保護し、寄付金から運送費を捻出して、ニューヨークに連れてきました。シェルターもこうした団体と協力して、できるだけ殺処分を避けようとしているそうです。

同団体では、シェルターに収容された犬猫たちを保護し、新しい飼い主と出会えるようにとアダプション活動を行っています。そして、飼い主とペットがその後も快適な暮らしが送れるように、散歩やトレーニングなどのアフターケアも行っているそうです。

ペットライブスNY22

ペットライブスNY23

今度はやさしい飼い主に出会えますように。

サービスドッグも頑張る

ソーホーのカフェでサービスドッグ(介助犬)を見かけました。ニューヨークは、レストランやカフェへのペットの入店は禁止されていて、猫カフェなんて絶対あり得ませんが、サービスドッグはもちろん別。彼らは手足が不自由な人や精神的な障害を持つ人たちの、日常生活の補助をしています。

ペットライブスNY24

 サービスドッグは誰でも認識できるように、ベストを付けている。

 

さて、このサービスドッグくんは、病気で歩行が少し困難なジョンさんが行くところに、必ず同伴しているそうです。「彼はいつも僕に付き添って守ってくれる、大切な命綱なんだよ」とジョンさん。介助犬としての訓練をきちんと受けているので、彼の言うことには何でも従うそうで、「ほら、カメラを見て」とジョンさんが言うと、それまでジョンさんをガードするように見ていた視線をはずして、カメラ目線でスマイルを作ってくれました!

ジョンさんをいたわるように、ゆっくりとした足取りで立ち去る姿に、ちょっと感動。今回詳しいお話が聞けなかったので、サービスドッグについては、またきちんと取り上げてみたいと思います。

ペットライブスNY25

最高のナチュラルスマイル!一瞬お役目を忘れたかな?

 

ホームレスと暮らす犬たち、アダプション活動、サービスドッグなど、ちょっと近所を歩いただけでも、ペットフレンドリーなこの街の横顔が見えてきます。

次回は、ワシントンスクエアパークのドッグランへGO!

 
次は、NYのドッグランをご案内 >

 

 

木元 裕子

フリーライター&イラストレーター 木元裕子

ニューヨーク在住。日本ではTVCMのプランナーだったが、永住権が当たったので、ネコ連れでニューヨークへ。現在は2代目のネコ、サバ(10歳)とグリニッジビレッジで暮らしている。ニューヨークの日系フリーマガジンや日本の雑誌に執筆。イラストレーターでもある。

▶HP:Yuko Kimotoのホームページ

 

「NY発ペットライフ通信」をもっと読む

ペットライブスNY21

この記事が気に入ったら
フォローしてね!