脚・背中・お腹のツボを温める、お灸を使った猫のケア


猫にもじんわり温熱治療。

ツボを温めて、体の不調をケアする温熱治療は猫をはじめとして家畜やペットにも行われておりまして、鍼による治療と合わせた鍼灸治療を行っている動物鍼灸院も各地にあります。そんな動物病院の1つ、杉並区にある「エルム動物病院」の獣医師・蟹江氏による猫へのお灸治療解説動画を見つけましたので、ご参考にどうぞ。

足三里(あしさんり)、中脘(ちゅうかん)、神闕(しんけつ)といった、せんねん灸ユーザーにはおなじみのツボを、無煙の棒灸と棒灸フードを使って、温熱刺激をする様子を見ると、猫のほうもまんざらでもなく、じんわり温まるお灸の刺激を心地好く感じているように見受けられます。煙の出ないお灸であれば、家庭でも簡単にできるとのことですが、火の取扱には十分ご注意のうえお試しください。最初は、火を使わない貼るタイプのお灸を使ったり、電気式のお灸を使ったりするのも、安全面を考えるとよろしいかと思います。

じんわりと体全体が温まっていく、あのホッとするような感覚を猫も感じているのでしょうか。そうだとしたら、うれしい限りです。

ペットお灸~お腹を壊しやすい子~/YouTube]


(2017年02月02日「猫ジャーナル」より転載)

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すべての猫と、猫を愛するすべての人のために、猫情報をお届けするブログ「猫ジャーナル」。ペットライブス編集部が、気になる記事をピックアップしてご紹介します。

【編集部スタッフよりひとこと】
火を使わない貼るタイプや電気式などもあり、お灸が自宅で簡単にできるとのこと。愛猫とのコミュニケーションの1つとして取り入れてもいいかもしれませんね。

 

 

猫ジャーナル

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