犬生初!「雪の運動会」憧れの銀世界へ |ドッグイベント

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3月中旬、啓蟄や春分の日を迎え、日に日に春の足音が近づいてきました。暖かくなるとウキウキしますね。

しかしですね、冬を惜しむかのように先だっての2015年3月1日、まだ雪深い場所に取材がてら行って参りました。
長野オリンピック開催地だった、あの白馬村へ!

私は、スキーをしないし、広島育ちということもあり、雪道の運転に慣れていません。そこでわざわざスノータイヤを買う勇気もなく(夏場の置き場所もなく。笑)、ノーマルタイヤしか持っていません。そのため、雪遊びに行く交通手段がなく(大型犬は自家用車がないと無理)……でも、いつかを行ってみたい、クパメルが若くて元気いっぱいの健康なうちに行かないでどうする!と、毎冬憧れていたんです。

夢の、一面の銀世界。はしゃいでズボズボと雪をかき分けて進む犬たち。北海道にいる犬友達や、レジャーで軽井沢などに遊びにいった犬友達が、たいそう楽しそうなレポートをSNSやブログで見せてくれるので、楽しそうだなぁ、いいなぁ、といつも羨ましく思っていました。

なにしろ、犬はやっぱり雪が好きですからね。「い〜ぬは、よ〜ろこび、に〜わか〜けまわり♪」の歌のとおりです。健全な犬なら、たいていみんな好きだと思います。うちの犬も、たまに東京に積もったわずかな雪でも、妙にはしゃぎます。ユーラシア大陸のツンドラ地帯出身のご先祖様のDNAがそうさせるのでしょうか。

しかし。そうはいっても、うちの犬たちはツルツル毛のスムースヘアーの犬種。寒がりで、いつもストーブの前を陣取っている軟弱どもです。自由運動で山を全力疾走させるときは犬服を脱がせますが、都会の長距離遠足ではコートは必須。それでもブルブルして、“さむい、さむい、はやくかえろう”という顔をされ、出先で私がトイレに行くわずかな時間を待たせるだけでも激しくブーイング。

この都会のひ弱っ子たち、果たして雪のメッカ・白馬の気温に耐えられるのか!? いったい気温は何度なんだろう〜〜? しかもお天気が崩れる予報。雪マークだよ。氷点下? しもやけ、できない? 大丈夫かなぁー、ドキドキ。(そもそも飼い主の私も大丈夫かどうか自信ない。ドキドキ)

でもせっかく仕事先の人が、クパメルも一緒に行きましょう!って誘ってくださったわけで、こんなチャンス、滅多にありません。行きます、行きます、連れて行ってくださーーーい! 犬服は二枚重ねにして、バリケンと毛布も持参しまーすっ!(でも前日まで内心ドキドキ)

ところが。
そんな心配はまったくの杞憂でしたね。結論から先に言うと、やっぱり犬は雪が大好きでした。クーパーもメルも大興奮で喜んでいましたよ。

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私たちが取材でおじゃましたのは、「白馬岩岳スノーフィールド」というスキー場の一角で開かれた「第8回白馬ワンワン運動会」。主催は白馬ワンだふるネット、後援は白馬村観光局です。地元の自治体が後援についているなんて、あら珍しい。村ぐるみで犬連れを歓迎してくれているんだなぁと思って、ますます好感度アップ♪

みぞれまじりのあいにくの空模様ではありましたが、犬たちは(&飼い主たちも)ぜーーんぜん気にしてないで、たくさんの犬と人たちがニコニコと集まっています。たしかにみんな犬服は着させてもらっていましたし(愛を感じるね)、日本では圧倒的に小型犬飼育頭数が多いのに、ここでは大型犬率が高かったです。「小型犬には寒さが厳しすぎるに違いない」と不安だった飼い主さんが多かったのしれません。

でも、そんなことはなかった。ジャック・ラッセル・テリアやトイ・プードルやミニチュア・シュナウザーもいましたし、なんとスムースヘアでかつシニアのパグやフレンチブルまで普通にプラプラしてて、雪を満喫していました。たいしたもんです。犬って逞しい。ついなにかと過保護にしてしまうのは、飼い主の悪いクセですね。私も反省しました。

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雪の運動会では、大型犬・中型犬・小型犬のクラスに分かれての「50m競争」や「椅子取りゲーム」(円の外に犬をマテさせて、飼い主が椅子にダッシュして座る。犬が立ち上がったら、もう一度犬のそばに戻り、犬をマテさせる)、「ペーパーリード競争」(紙テープをリードにして、飼い主のすぐ脇を歩かせる。
いわば「脚側歩行」レース。紙テープが切れたら退場する)、「借り物競走」(紙に書いてある犬種やモノ、たとえば「大型犬」とか「長毛種」などで、別の飼い主さんちの子をお借りして一緒に戻り、ゴールする)、そして、ほぼ全員参加の「チーム対抗リレー」が繰り広げられました。

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どの競技も、そりゃーできれば勝って、協賛各社からプレゼントされた犬の服や宿泊券などの豪華賞品をゲットしたい気持ちもあるとは思いますが、このイベントに来ている人たちはそういった賞品狙いや入賞狙いというよりも、あくまでも「犬と一緒に遊び、共同参加を楽しむ」という飼い主さんばかり。

だから、自分の犬が勝っても負けても関係なく、よその犬の頑張りにも惜しみない拍手を贈り、そしてときにゴールにいる飼い主さんの手をすり抜けて脱走する犬(笑!)がいても、みんなで囲い込み、つかまえるのに協力するようないい人たちが多かった。

実に微笑ましく、アットホームな運動会でとてもよかったです。こういうドッグスポーツ・イベントなら、うちのような素人でも安心して参加できると思いました。

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今回は、うちの犬は競技に参加はしてないですが、次の冬は、挑戦してみようかな! と、雪にもちょっと自信がついた白石家でありました。

追伸:クーパーは、たくさんの犬たちが集まる場所で落ち着いて長時間我慢できないので、オットがクーパーと1人と1頭で、会場外の雪原へふらふらと遠足へ行ってくれました。クーパーは、生まれて初めて、目の前に広がる雪原に少し戸惑い、少し考えるような素振りをして、だけど嬉しくって嬉しくって、そのあと爆走していたそうです。
やっぱり犬は、雪が好き! 来年はうちも冬タイヤが欲しいなーーと、心秘かに思案している私です。

白馬ワンだふるネット

 

白石花絵(しらいし・かえ)

Writer
フリーライター 
白石かえ(しらいし・かえ)

雑文家。東京生まれ。10歳のとき広島に家族で引っ越し、そのときから犬猫との暮らしがスタート。小学生のときの愛読書は『世界の犬図鑑』や『白い戦士ヤマト』。広告のコピーライターとして経験を積んだ後、動物好きが高じてWWF Japan(財)世界自然保護基金の広報室に勤務、日本全国の環境問題の現場を取材する。
その後フリーライターに。犬専門誌や一般誌、新聞、webなどで犬の記事、コラムなどを執筆。犬を「イヌ」として正しく理解する人が増え、日本でもそのための環境や法整備がなされ、犬と人がハッピーに共生できる社会になることを願っている。現在、ジャーマン・ショートヘアード・ポインターのクーパー(オス)、ボクサーのメル(メス)、黒猫のまめちゃん(オス)、熱帯魚(コリドラスなど)、そしてニンゲン2と暮らしている。趣味は、クーパーと野山へ行くこと。東京都渋谷区在住。

▶執筆サイト: dogplus.me 犬種図鑑
▶ブログ: バドバドサーカス
▶主な著書
『東京犬散歩ガイド』
『東京犬散歩ガイド武蔵野編』
『ジャパンケネルクラブ最新犬種図鑑』(構成・文)

『うちの犬—あるいは、あなたが犬との新生活で幸せになるか不幸になるかが分かる本』

 

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白石かえ

犬学研究家、雑文家 東京生まれ。10歳のとき広島に家族で引っ越し、そのときから犬猫との暮らしがスタート。小学生のときの愛読書は『世界の犬図鑑』や『白い戦士ヤマト』。広告のコピーライターとして経験を積んだ後、動物好きが高じてWWF Japan(財)世界自然保護基金の広報室に勤務、日本全国の環境問題の現場を取材する。 その後フリーライターに。犬専門誌や一般誌、新聞、webなどで犬の記事、コラムなどを執筆。犬を「イヌ」として正しく理解する人が増え、日本でもそのための環境や法整備がなされ、犬と人がハッピ…

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