犬連れ初詣と新春爆走 by白石かえ

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お山で飲むコーヒーが美味しい。ニンゲンが休憩しているときは、犬もなにげなくそばにいて、待機してくれるのが可愛い

 

2015年、始まりましたね〜。
とはいえ、1月前半は、お正月休みボケを引きずり、エンジンがうまく回らない状態。しかもですね、うちの犬は毎年、休み明けは心身ともに不調になるのです。これは冬休み明けだけでなく、ゴールデンウィーク明けやお盆休み明けも同じ。

つまり「おとーちゃんや ちいちゃいおかーちゃん(高校生の娘)が、今まで1週間以上毎日おうちにいたのに、急にみんないなくなり、月曜から でっかいかーちゃんだけかよっ」という不満と不安を感じているからではないかと思います。私ひとりではご不満なのねっ。

とはいえ、いないよりはいた方がマシでしょう。ここで私まで出ずっぱりになるのはマズイ。留守番に慣れる練習させてからにしないとショックが大きすぎて無駄吠えするなどの分離不安の症状がでても困る。そういうわけで世の中が仕事始めの週はなるべく私は家にいるようにしました。犬というのは群れの動物だし、物事を観察する天才なので気を遣います。

白石花絵,世界自然保護基金,フリーライター,ジャーマン・ショートヘアード・ポインター,ボクサー,黒猫,散歩,山,東京犬散歩ガイド,PetLIVES,ペットライブス,イルミネーション,犬,メル,クーパー猫のまめちゃんは、ガスファンヒーター前にある犬ベッドで、我が物顔でいつも寝ています

 

でも、いつまでも私が外出しないわけにもいかず、いよいよ出稼ぎに行くようになると、3日目くらいでクーパーが挙動不審になります。これも毎度のことです。ストレスが溜まると、クーパーの場合は、「肢端(足先)のぺろぺろ舐め」が始めます。

強迫神経症の1種で自分のしっぽを捕まえようとクルクル回り続けたり、しっぽを血が出るまで齧ったりする犬がいるそうですが、クーパーがハゲて赤身がでるまで自分の足先を舐め続けるというのも、そうした心の病に似た問題の一歩手前ではないかと私はにらんでいます(ただし、これはあくまでもクーパーの場合です。外傷や関節痛など、痛いとか痺れるなど本当に体の具合が悪くて気になって舐めてしまうこともあるので素人判断はいけません。いつもはやらない異常な行動、心配な症状が見られたときはホームドクターにまず相談してみてくださいね)。

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クーパーの挙動不審が始まったら、飼い主として真っ先にしてあげねばならないことは、ストレス発散、不安解消、心を充足させること。ガンドッグのクーパーは、お山に連れて行き、たっぷり走らせ、たっぷりニオイを嗅がせ、心と体を満たしてあげるしかありません。

まぁ、本来は挙動不審になる前にストレスが溜まらないように、日々たっぷりの運動と刺激を与えることが必要なわけですが、とくに連休明けや繁忙期中はこういうことがよくあります(反省せねば)。犬は、飼い主の生活の変化に実に敏感です。

ちなみに、お正月には、弟の家に母を送るために群馬県に行きました。せっかく郊外に来たのだから、ついでに自然のあるところで散歩させたいと思い、どこか良い場所はないかと尋ねたところ、すごーくいい、広くて、誰もいない河原を教えてもらいました。しかもまだ夕方の犬の散歩時間のはずなのに、誰もいない。なんでかなぁ。と思って弟に聞くと、「この辺は小型犬を飼っている人は多いけれど、大型犬は最近は見ないから、わざわざこんな寂しい河原まで散歩に来ないよ」とのこと。なるほどー。

 

でもおかげで、クーパーとメルを走らせることができました。今年初走りは、群馬の河原! クーパーは川にもじゃぶじゃぶ入ります。冷たいはずなのに、犬は、けっこうへいちゃらなもんよねー。過保護はいかんです。

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だけど、もう日が暮れそうになったので、1時間くらいで河原から撤収となりました。メルはともかくとしてクーパーには時間が短すぎて、まだ完全燃焼できなかったようです。河原は水鳥などがいて刺激的だけど、平坦だからあまり疲れないというのもあるのかな。

 

そういうわけで月の半ばの週末に、いつもの東京都の秘境へ行ってきました。今回は、お猿さんに遭遇!(望遠レンズがなかったので米粒の影のようなお猿さんしか撮影できず残念)。
ニッポンの首都TOKYO、意外とサルやシカにも出会えるのです。イノシシとクマにはまだ会ったことないけれど、ちゃんと東京にも生息しているんですよ。まあ大型の野生動物に出くわしてしまうと、「クマが出た!」とかで大騒ぎになり、私のせいで有害鳥獣駆除されてしまうと悲しいので、毎回犬にもニンゲンにも各自クマ鈴をつけて、野生動物とばったり会わないように気をつけています。

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とまぁ、今回はお猿さんという山の神様の使いには挨拶できましたが、しかーし。
実はまだうちは初詣に行っていません。
たまたま私は日本で最も参拝客が多いとされる明治神宮の近くに住んでいるのですが、そこは境内に犬が入ることは許されていません。都会のど真ん中に素晴らしい森があるので入りたいのはやまやまですが……でもルールですからね。

神聖な境内にウンチを放置されても困るというのもわかります。いろいろな飼い主がいるのも事実だし。とにかく初詣に行くときは、おのおのの神社のルールを守ることが絶対条件です。行きたい寺社があるときは前もってホームページで確認したり、社務所に聞いてみるとよいと思います。

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白石花絵,世界自然保護基金,フリーライター,ジャーマン・ショートヘアード・ポインター,ボクサー,黒猫,散歩,山,東京犬散歩ガイド,PetLIVES,ペットライブス,イルミネーション,犬,メル,クーパー「え゛。ワタチは入っちゃだめなの?」

幸い、わが家の氏神様は、犬と一緒にお詣りしても大丈夫です。初詣に限らず、たまに散歩の途中によく寄り道して、犬と一緒にお詣りしています。うち以外の犬たちとすれ違うこともあります(ついでに言うと猫もたくさん居着いています)。地元に愛される、心温まるお社。いつまでも犬と参拝させてもらえるように、境内に着くまでにウンチもオシッコも済ませておいて、境内では排泄させないように注意しています。

白石花絵,世界自然保護基金,フリーライター,ジャーマン・ショートヘアード・ポインター,ボクサー,黒猫,散歩,山,東京犬散歩ガイド,PetLIVES,ペットライブス,イルミネーション,犬,メル,クーパー氏神様は犬も参拝OKです。これは昨年、夜に行ったときの様子

だけど初詣期間中は、さすがにお詣りする人が多いので、三が日の昼間は遠慮していかないようにしています。2014年は1月2日の夜、真っ暗なときに行きました。また仕事始めの頃になると、近所の企業や商店の方が、従業員みんな揃ってお詣りされる姿も見かけます。
しかもですね、同じ境内に、お稲荷さんも祀ってあるのですが、近年、スピリチュアルな方がテレビで、出世運・仕事運・金運のパワースポットだと紹介したからではないかと思うのですが、数年前から地元の人以外も多く来訪されるようになりました。週末ともなると、初詣の時期でなくても行列ができることもしばしば。そんなときには犬連れ参拝は遠慮しています。

 

そういうわけで、もう1月下旬だというのに、実はまだわが家は氏神様に初詣に行っておりません。神様、遅刻をお許しください。
でも犬も大事なうちの家族。氏神様にできればお守りいただきたいうちの仲間なので、落ち着いた頃にこっそり家族揃ってお詣りに行きます。神様、しばしお待ちを。

 

白石花絵(しらいし・かえ)

Writer
フリーライター 
白石かえ(しらいし・かえ)

雑文家。東京生まれ。10歳のとき広島に家族で引っ越し、そのときから犬猫との暮らしがスタート。小学生のときの愛読書は『世界の犬図鑑』や『白い戦士ヤマト』。広告のコピーライターとして経験を積んだ後、動物好きが高じてWWF Japan(財)世界自然保護基金の広報室に勤務、日本全国の環境問題の現場を取材する。
その後フリーライターに。犬専門誌や一般誌、新聞、webなどで犬の記事、コラムなどを執筆。犬を「イヌ」として正しく理解する人が増え、日本でもそのための環境や法整備がなされ、犬と人がハッピーに共生できる社会になることを願っている。現在、ジャーマン・ショートヘアード・ポインターのクーパー(オス)、ボクサーのメル(メス)、黒猫のまめちゃん(オス)、熱帯魚(コリドラスなど)、そしてニンゲン2と暮らしている。趣味は、クーパーと野山へ行くこと。東京都渋谷区在住。

▶執筆サイト: dogplus.me 犬種図鑑
▶ブログ: バドバドサーカス
▶主な著書
『東京犬散歩ガイド』
『東京犬散歩ガイド武蔵野編』
『ジャパンケネルクラブ最新犬種図鑑』(構成・文)

『うちの犬—あるいは、あなたが犬との新生活で幸せになるか不幸になるかが分かる本』

 

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