ペットのための自然派療法『バッチ フラワー レメディ』実践編 by花岡佳イ子

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レメディの種類と使い方を覚えよう!

『バッチフラワーレメディー』という、人にも動物にもやさしい治療法をつくりあげたバッチ博士は、さまざまな病気や体調の不調には、“感情”や“ココロ”が関与していることを突き止めます。この“感情”や“ココロ”を花たちのエネルギーでマイナスからプラスに変化させることで、病気を改善していくシステムを考え出しました。

つまり、人も動物も怖い体験や不安なこと、小さくてもストレスを受け続けるとドキドキしたり、汗をかいたり、体が冷たく感じたりと、不安や怒り、恐怖などのマイナスの感情が、細胞レベルに悪影響を与え、体全体のバランスを崩していきます。マイナスをプラスにするのは、マイナスを✕(掛ける)こと。実は、ちょっとややこしいですが、花や葉は重力に逆らって空に向かって伸びていくエネルギーを持ち、これは陰=マイナスのエネルギーになります。逆に種子や根は重力に向かっていくので陽性となります。マイナスの感情にマイナスの花のエッセンスを入れることにより、プラスにしていくということです。

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ところで、じゃあ、動物たちにも“感情”“ココロ”はあるの? という疑問がありますよね。前回、矢吹三千男氏(PURNAMA代表)のお話でも触れたように、鳥類から子供を育てるという行動に伴い愛情が芽生えてくるといわれています。そして“愛情”の背中合わせには必ず“嫉妬”や“怒り”といった感情も芽生えてくるのです。でも、人と違うのはそれらは生存本能に根ざしたものなので、シンプルでストレートなのです。

 

イヌに最も多く使われるレメディって?

バッチフラワーは全部で39種類ありますが、動物はシンプルな感情を持つので、動物へのレメディは「レスキューレメディ」を入れて21種類で対応できるだろうということになっています。もちろん、21種以外から選択してもかまいません。

なかでも、イヌに比較的多く使われるのが以下のレメディだといいます。最も多いのがレスキューレメディで、日常生活では勿論のこと、ドッグスポーツやドッグショーなどの緊張する場面など、いざというときのために、これだけは持っているという人も多いようです。
PPchicory-horz花のエネルギーを「水」に転写することで、さまざまな花の持つエネルギーが、乱れた心や感情に働きかけ、バランスを取り戻させてくれる。

 

イヌによく使われるレメディ
◆チコリ
(手放す)
過剰な独占欲、まとわりつく行動癖、異常に注意を引こうとする性質へのレメディ。ノーマルな保護本能と思いやることのできる性質を回復。
◆オリーブ (元気/活力)
病気や高齢などで心身共に弱っているとき。強さを回復させ、再生力を回復させる。
◆ミムラス (勇気)
特定なモノ、人、場所などを怖がるときに。臆病や怖がりのレメディ。勇気を回復。
◆レスキューレメディ (緊急:5種のレメディの組合せ)
他のフラワーレメディとの相乗効果が期待できる緊急時のレメディ。ストレス、苦悩、緊張へのレメディで、落ち着き、自信、リラックスを回復。

これらのレメディ、使ってみたい方、多いのではないでしょうか?
さて、使い方は次の3通り。分量は、ペットの状態を見て選んだレメディ(6~7種類まではOK、最初は2~3種類から始めるのがいいかも)を2滴ずつ与えます(レスキューレメディは4滴)。 これを1日4回以上与えることが目安になります。

 

【ペットへの与え方】
口の中に原液を入れる
 フラワーエッセンスを直接舌の上や下に直接スポイトで原液を垂らしたり、鼻先に垂らして舐めさせる、歯茎や唇にすり込むなどがあります。
飲み水やフードに入れる
 毎日のごはんやおやつなどに入れたり付けたりして与えます。また、そのコが飲み切るお水に入れてあげます。
スプレーで噴霧
 スプレーボトルに、天然水にレメディを入れた溶液を作り、動物の体や環境にスプレーするというのも方法。

 

合理的なのは、遮光ボトル(ミキシングボトル)にミネラルウォーターを入れ、選んだレメディをそこに2滴ずつ(レスキューレメディは4滴)入れて「自分オリジナルの処方レメディ」を作っておくと楽ですよ。処方ボトルから1日4回以上、1回あたり4滴ずつ与えます。
犬,キャバリア,花岡佳子,花岡佳イ子,フラワーレメディ,ペットライブス,PetLIVES,グルーミング,ヘルス・ケアミキシングボトル(スポイト付き遮光ボトル)に、ブレンドしたいレメディ(最多6~7種類まで可)を各2滴(レスキューレメディのみ4滴)ずつ入れ、ミネラルウォーターで希釈して使用します。冷蔵庫に保管をお忘れなく。

 

うちのコたちに、実際に体験!

レメディを与えていくとどうなるか? 私の場合、興味半分&やってみよう!という気持ちで、まずは自分から試してみました。数年前から、自分のストレス度、体調不良度がマックスとなり、実際に試してみようと思い、バッチフラワーレメディーをペットや飼い主さんにも処方している友人の獣医師にカウンセリングをしてもらい、処方してもらったのです。

その時選んでくれた私に対するレメディは、セントーリー(自己主張)、オーク(真の強さ)、オリーヴ(元気/活力)、ウォルナット(平常心)、ホワイトチェストナット(静謐)の5種類でした。
犬,キャバリア,花岡佳子,花岡佳イ子,フラワーレメディ,ペットライブス,PetLIVES,グルーミング,ヘルス・ケアクンクン・・・おいしそうな匂いはしない

処方ボトルに作ってもらったものを1日に4回を目安にして、直接舌に垂らしていました。体感としてはよくわからなかったのですが、春になる直前から飲み始め、その年は花粉症にならずに済みました。免疫力があがったのでしょう、そんなことも実際にあるようです。
実は、十年以上前に、ペットのためのバッチフラワーレメディーの単行本の製作を担当したことがあったので、理屈では分かっていても本質を理解していませんでした。実際に体験してみると、穏やかな作用で副作用もまったくなく、何と併用しても大丈夫なので気も楽です。38種類の植物のそれぞれの精神的作用のテキストを見ながら6~7種類をチョイスしていく楽しみもあります。

犬,キャバリア,花岡佳子,花岡佳イ子,フラワーレメディ,ペットライブス,PetLIVES,グルーミング,ヘルス・ケアボク対応のレメディだって(遊太)

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ワンコでは、「遊太」と「ルーサ」で体験しました。
怖がりで臆病(特定のモノを怖がったり、ちょっとした音などで吠える、落ち着きがない、集中力の欠如)・甘ったれ(飼い主へのストーカー)な遊太への処方は、ミムラス(勇気)、チコリー(手放す)、バーベイン(くつろぎ)。

ルーサは普段はおとなしいけれど、ある瞬間にスイッチが入り遊太を襲う(執拗なマウント攻撃!)、ビビリなところ、キャパシティが狭いなどで、選んだのが ビーチ(寛容)、ホリー(好意)、インパチェンス(忍耐力)、バーベイン(くつろぎ)、バイン(インスパイア)の5種類。

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さて、それぞれを処方ボトルに作り、フードに入れたり、鼻に垂らして舐めさせたりで1日4回を目安にして(たまには忘れることも^^;) 与えていたところ、問題となる行動がまったくなくなるわけではなく、緩和・縮小されていく感じ。それでも本人たちは少しでも行動が変化するということは、気持ちに変化がある証拠。

これは、矢吹氏も話していましたが、「イヌがワンワン吠えて困るのも分かりますが、イヌが吠えるのも彼らのコミュニケーションですし意味があります。だから、動物の個性を押し殺さずにほどほどに活かすことが大切です。人間の都合よく変えないことです。ストレスがない状態にもっていってあげればいいと思います」。

そして結果的には、ペットに与えると同時に、飼い主さんもレメディを取り入れると相乗効果でよい結果につながるのが早いようです。やっぱり、まずは人からですね。

ペットのためのフラワーレメディをもっと知りたい(自分のためにも)!という方は、日本の正規輸入総代理店のプルナマインターナショナルでセミナーを開催していますので、HPをチェックしてみてください。

ペットのためのバッチフラワーレメディ講座(プルナマインターナショナル)

 

バッチフラワーレメディ 全39種
★ペットのためのセレクト21種は(黄色) 

1 アグリモニー
2 アスペン
3 ビーチ (嫌なことはやらない、わがままで、攻撃的、すぐ怒る)
4 セントーリー (いじめられる、少し気が弱い様子)
5 セラトー
6 チェリープラム (突然キレて、飼い主がコントロールできないくらいの興奮状態になる)
7 チェストナットバッド (なかなかしつけができない、同じ失敗が多い)
8 チコリー (甘えん坊で独占欲が強く、飼い主にべったりする)
9 クレマチス
10 クラブアップル (必要以上に毛づくろいをする、神経質)
11 エルム
12 ゲンチアナ
13 ゴース
14 ヘザー (寂しがりや、誰彼かまわず注意を引こうとして騒ぐ)
15 ホリー (すぐに威嚇したり、反抗的、攻撃的になる)
16 ハニーサックル
17 ホーンビーム (だるそうで動きたがらない、やる気を見せない)
18 インパチェンス (性急で短気、すぐにイライラして腹を立てる)
19 ラーチ (訓練時やしつけなどで自信をつけさせる必要があるとき)20 ミムラス (怖がりで臆病、特定のモノ、人を怖がる)
21 マスタード
22 オーク
23 オリーブ (病気のときや高齢で弱っているとき、疲れているとき)
24 パイン
25 レッドチェストナット (自分の子供や飼い主を過度に心配する)
26 ロックローズ
27 ロックウォーター (頑固で飼い主の言うことをなかなか聞かない)
28 スクレランサス (気分によって態度を変えてしまう、車酔いのときに)
29 スターオブベツレヘム (事故や虐待などでショックを受けている、トラウマの解消に)
30 スイートチェストナット
31 バーベイン (興奮しやすい、活発でじっとしていられない)
32 バイン (縄張り意識が強く、すぐ威嚇し威圧しようとする)
33 ウォルナット (家族構成の変化、引越し、旅行などの環境の変化に対応できない、去勢や避妊手術後に)
34 ウォーターバイオレット
35 ホワイトチェストナット
36 ワイルドオート
37 ワイルドローズ
38 ウィロー
39 レスキューレメディ :インパチェンス、クレマチス、チェリープラム、ロックローズ、スターオブベツレヘムをブレンド(怯えていたり、パニックを起こしているときなどにすぐに落ち着かせたいときに、車、病院、雷、花火などに恐怖を覚えたりするときに)

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今回は、ペットのためのバッチフラワーレメディ専門書をご紹介します。

ペットを癒す花療法―バッチ博士のフラワーレメディ

<関連コンテンツ>
ペットたちの“ココロ”に作用する、自然派療法 『バッチ フラワー レメディ』by花岡佳イ子

花岡 佳イ子 (遊ママ)

ドッグライフ・キュレーター 花岡佳イ子 (遊ママ)

フリーライター&エディター
サウンドヒーリング・セラピスト

長年の編集者生活のうち半分以上をペット関連、特にイヌの月刊誌や書籍の編集に関わる。日本で最初のトリマー向け雑誌「Groomer」編集長、月刊「wan」編集部、その後、仲間たちと株式会社A.D.SUMMER’S(出版・編プロ)を立ち上げ、誠文堂新光社「DOGFAN」の創刊から休刊まで副編集長を務め、DOGFAN別冊の犬種別FANシリーズ、「愛犬の友」の編集にも深く携わる。
現代社会において、イヌと人の関係はどうあるべきか? 自分のイヌたちも含めて、イヌとの接し方、考え方を変えていかなければとの思いから、自分の意識をチェンジ&チャレンジ!してみることに。その一歩として、人にもイヌたちにも有効な“サウンドヒーリング”を勉強し、セラピストの資格を取得。
現在は3頭の愛犬たち(キャバリア)との生活を重視しながら、イヌとの関係性をよくするためにも“人への癒し”に重きを置いた活動を展開中。

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