女手ひとつでお手軽DIY!猫仕様にリフォーム。一級建築士がアドバイス 【準備編】 by宮村美帆

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OLYMPUS DIGITAL CAMERADIYやハンドメイドはもともと嫌いではありません。今回はゴロウちゃんのために、キャットステップ、キャットウォーク作りに腕を振るいます!

完全室内暮らしの猫にとっては、部屋の中が生活空間のすべて。だから、なるべく快適に過ごせるようにしてあげたい!
猫に必須と言われる上下運動の欲求を満たせるよう、愛猫ゴロウちゃんのためにキャットタワーを設置したり、冷蔵庫の上への飛び乗りをOKにしたりしているものの、それだけでは十分とはいえないだろうと日頃から感じていました。

でも、住宅メーカーなどの猫仕様リフォームプランなどにある作り付けのキャットウォークやキャットステップはいいなと思うけど、大がかりな改造をするお金もないし、こてこての猫仕様になるのもなんとなく抵抗があるというか気恥ずかしいというか……。

そこで今回は、PetLIVESでもおなじみ、「猫清水さん」こと一級建築士でキャットライフ・キュレーターの清水満さんに手ほどきを受けながら、さほどお金と技術を必要としないお手軽DIYで、猫も満足の“プチリフォーム”に挑戦しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAタワーもいいけど、もっと刺激がほしいのニャ〜。

 

<教えていただいた方>
清水満さん
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 一級建築士・愛玩動物飼養管理士
一般社団法人ペットライフデザイン協会 代表理事。
愛猫の一休、海との路上での運命の出会いから、ペットと幸せに暮らす住宅のことを考えはじめ「わんにゃん健康住宅研究所」を設立。現在「ペット専門建築士」として活動中。猫の習性や気持ちにより添った、飼い主も納得のおしゃれな猫仕様リフォームには定評がある。PetLIVES内で「猫の住環境学」を連載中。

 

プロ目線で室内をチェック!

私の要望は、以下の5点。
(1)女性一人でもできるDIYレベル
(2)市販のものを利用してできるだけ簡単に取り付けたい
(3)ダイニングと通称「ゴロウ部屋」の2カ所のプチ改造
(4)予算は5万円前後
(5)本格的な大工道具がなくてもできる

まずは部屋を見ながら打ち合わせ。私の漠然としたイメージを伝えると、レーザー距離計や巻き尺などおもむろに取り出し、計り始めた清水さん。

メモを取りながら、プランをどんどんまとめていきます。さすがはプロ!

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OLYMPUS DIGITAL CAMERAおお! 清水さんの中ではもうすでになんとなくイメージができあがっている!?

OLYMPUS DIGITAL CAMERAなになに? 何が始まるの? ソファの陰から見守るゴロウ。

「市販のものを利用して……」とは、私のイメージでは無印良品の「壁に付けられる家具」の利用です。というのも、以前取り付けた同様の壁掛けタイプの棚にゴロウちゃんがよく飛び乗っていたからです。あれならばお値段もお手頃で取り付けも簡単だし、インテリアとしても違和感がなくちょうどいい感じです。けれども、無印の棚は耐荷重が3〜5kgなので、体重5kg弱のゴロウちゃんが飛び乗るには強度が不十分。そのままでは無理だけれど、なんとか使えないかと思っていたところ、清水さんから「ビスで固定して補強する」というアドバイスをいただきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAキッチンに私が取り付けたこの壁掛け棚と換気扇の間をジャンプして飛び移ります。

 

期待がふくらむプチリフォーム

後日、清水さんがプチリフォームのイメージ図を作成してくれました。清水さんの猫リフォームでおなじみの、肉球が見えるガラスの透け透けキャットウォークも設置することに。おお! これで「なんとなく」のぼんやりしていたイメージが具体的になりました。これは完成がとても楽しみ。俄然、やる気がわいてきます。さて、ゴロウちゃんは気に入ってくれるでしょうか。

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清水さんが作成したイメージ図。見ているだけでもわくわくします。

このイメージ図がどうなるのか?
お手軽DIYの実践は、次回、たっぷりレポートします。

 

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話題の「ニャンダブル・シェルフ」付けてみました!

今回、清水さんが開発・設計した 組み立て式キャットウォーク『ニャンダブル・シェルフ』 をモニターとして設置しました。
素材は強化ダンボールですが、「強化」と付くだけあって、軽いのに想像以上に頑丈。天井までは突っ張り棒で固定しますが、これまたしっかりしていて、釘やねじを使っていないのに抜群の安定感。体重7kgの猫が5〜6匹同時に乗ることができるほどの強度があるのだとか。

ダンボールの角柱にプラスチックのジョイントをはめ込んで組み立てていくのですが、女性一人でもグイッと力を入れる程度で、難なくはめ込めるし、高く積み上げる際も軽々と持ち上げることができます。組み合わせていく際、ジョイントの向きに若干頭を使いますが、設計図通りにやっていけば1時間かからず無事に完成しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAダンボールがすぽっとはまったときの手応えがなかなか心地いい。

猫はダンボール箱に入るのが好きなので、ゴロウちゃんもダンボールBOXにはすぐに興味を示して出たり入ったり。設置直後からてっぺんのキャットウォークを歩いていました。猫のことを知り尽くした清水さんが設計しただけあって、ゴロウちゃんもハートをガッツリわしづかみにされたようです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA早速好奇心をくすぐられたのか、組み立て直後に、もうあんなところまで乗っちゃった!
ステージ板がアクリル板になっているので、ここでも肉球鑑賞が楽しめます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAもともとあったハンガーラックや猫トイレも移動させることなく、うまくはまりました。圧迫感もありません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA肉球型穴あきBOXが特にお気に入り。手を出して遊び、苦手な人が来たときには緊急避難場所にもなっています。

 

宮村美帆フリーエディター 宮村美帆
動物好きの両親の影響で、子どもの頃から、犬、小鳥、ハムスター、鈴虫、錦鯉など、何かしら生き物がいる環境で育つ。動物看護師として2年間の動物病院勤務を経験した後、猫の月刊誌『CATS』の編集者に。その後、人と動物の今を考える雑誌『季刊リラティオ』の編集などを経てフリーランス。エディター、ライターとして、ペット(動物)、児童書(図鑑)、実用書、デジタル情報辞典などを手がける。ヒトと動物の関係学会編集スタッフ。愛玩動物飼養管理士(2級)。ずっと犬派だったが、動物病院勤務で猫の魅力に目覚め、猫雑誌の編集でどっぷりハマる。獣医師やペットオーナーなどへの数々の取材で得た情報、学んだ知識を活かし、猫とのより楽しい暮らしを研究中。現在の愛猫はゴロウちゃん。

 

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