猫カメラマン伝授!ワンランク上の猫写真が撮れる5つのポイント【可愛さを引き出すテク】 by上村雄高

  • シェア 420
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
151124_vol2-top_620px

猫カメラマンが伝授する、カメラ初心者の方でも 猫を可愛く撮れる 5つのポイントは…

(1) 失敗写真の王様「ブレ」を退治する
(2) 「明るさ」で可愛さを引き出す
(3) 白を基準に「色合い」を決める
(4) 「連写」で一瞬を切り取る
(5) 「目にピント」で生き生きとした表情を撮る

今回は、ポイント(2)から(5)までを一挙にご紹介しましょう!

 

ポイント(2) 「明るさ」で可愛さを引き出す

明るく撮ると女性は美しく、食べ物はおいしそうに見えます。明るさで写真の印象は大きく変わります。猫の可愛さを引き出すには、「露出補正」(「±」などと表示されている部分)をプラスにして明るめに撮るのがおすすめです。

光や毛色によって露出補正の量は変わります。「+0.3〜1.0」くらいで試し撮りをして、好みの明るさに合わせてください。

ただし、黒猫や濃色の毛色の猫は例外です。露出補正なしかマイナスの補正でちょうどいい明るさになります。

151124_vol2-01_572px左:露出補正 なし 右:露出補正 +1.0

 

ポイント(3) 白を基準に「色合い」を決める

朝の景色は青っぽく、夕焼けは赤く見えるように、光には色があります。カメラに光の色を教えてあげるのが「ホワイトバランス」です。ホワイトバランスを適切に設定すると、白いものがちゃんと白く写ります。

室内の撮影では「オート」か、光に合わせて「太陽光」「白熱灯(電球)」「蛍光灯」に設定します。

太陽光と室内照明が混ざっている時は「オート」がおすすめです。いくつかの設定を比べて好みの色合いを探してみましょう。

151124_vol2-02_572pxホワイトバランス:白熱灯(左)、太陽光(中)、オート(右)。窓から太陽光の射す部屋で電球をつけて撮影したもの。

 

ポイント(4) 「連写」で一瞬を切り取る

クルクル変わる猫の表情や仕草のベストショットは「連写」で狙います。猫の行動は予想しづらいので常に連写モードにしておきましょう。あくび中に隠れた笑顔のような一瞬が撮れるかもしれません。

また、シャッタースピードが遅い時、連写はブレ防止にもなります。連写したうちの1枚がブレていないことがあります。整理が大変でもたくさん撮って、良い写真を選ぶのがおすすめです。

151124_vol2-03_572px連写で捉えた「にゃーん」の瞬間。

 

ポイント(5) 「目にピント」で生き生きとした表情を撮る

「目は口ほどに物を言う」といいますが、犬に比べて表情筋が発達していない猫は、まさに目で語っているのではないでしょうか。猫の撮影は「目」にピントを合わせるのが基本です。猫の生き生きとした表情が撮れます。

151124_vol2-04_572px左:目にピントを合わせた写真 右:鼻にピントを合わせた写真

151124_vol2-05_572px目にピントを合わせシャッターを半押ししたままカメラを動かして…

151124_vol2-06_572pxピントは目に合ったまま、構図を整えてシャッターを押しましょう。

 

次回は、これまでにご紹介した5つのポイントを活かした、年賀状用写真の撮影テクについてご説明します。

 

<関連コンテンツ>
ワンランク上の猫写真が撮れる vol.1 「ブレ」を退治

▶ワンランク上の猫写真が撮れる vol.3 年賀状実践編 

 

151124_vol3-catcafe撮影協力:ネコリパブリック東京 お茶の水店

ネコリパブリックは「里親捜しの自走型保護猫カフェ」。店内にいる猫は里親を探している保護猫です。気になる猫がいたらスタッフに声をかけてください。

東京都文京区湯島3-1-9 CRANEビル4階
JR/丸ノ内線「御茶ノ水駅」、千代田線「湯島駅」、銀座線「末広町駅」などから徒歩5分
TEL 03-5826-8920

 

カメラマン 上村 雄高kamimura_profile_photo_161px

1971年生まれ。94年、法政大学社会学部卒。(株)IMJ、(株)DeNAでのWebディレクターを経て、2002年からネットショップ経営。09年、写真の学校卒業後カメラマンに転身。猫雑誌での撮影、ペット訪問撮影のほか、猫写真教室を主催。12年より原発被災地で犬猫を撮り続けている。著書に「ふわとろこねこ」(アスペクト)がある。

ブログ「猫撮る(ねことる)」

上村雄高氏の記事バックナンバーを読む

151124_vol2-top_620px

この記事が気に入ったら
フォローしてね!